こんな人におすすめの記事です
- WordPress初心者
- おすすめのプラグインが知りたい

必須なものだけではなく、後々あると嬉しい便利なプラグインも紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
本記事でわかること
〇プラグインとは
〇プラグイン導入の際の注意点
〇必須のプラグイン8選
〇便利なプラグイン6選
本記事を参考にして、あなたのサイトにとって必要かどうか判断して導入してください。
目次
プラグインとは?
プラグインとは、初期状態のWordPressに備わっていない機能を付け加えるものです。
よって、プラグインを使うと、プログラミングの知識が無くても、自分好みの機能をWordPressに設置することが出来ます。
食べ物で言うと良い感じに加工してあるお惣菜的なものですね。
ちなみにプラグインの数は1000個以上あるのですが、種類を大別すると主に以下のようなものです。
プラグインの種類
〇SEO対策
〇バックアップ
〇セキュリティ強化
〇お問合せフォーム
他にも必要に応じてこれらのプラグインも入れていくと便利です。
〇目次作成
〇人気記事ランキング
以下からはプラグイン導入の際の注意点を挙げていきます。
プラグイン導入の際の注意点
プラグイン導入の際の注意点
〇入れすぎは良くない
〇信頼性のあるプラグインのみ入れること
〇アップデートはこまめに行う
〇WordPressテーマとの互換性を確認
入れすぎは良くない
導入すると便利なプラグインですが、好きなだけ入れたら良いという問題ではありません。
まずプラグインを入れすぎると、表示速度が遅くなります。
表示速度が遅くなると読者に対してストレスを与えてしまい離脱に繋がりやすくなるだけではなく、Googleからの評価にも悪くSEO的に悪影響です。
離脱が早まるとあなたのサイトが読まれなくなるということなので、結果的にPVや売り上げも減少してしまいます。目安としては、20個超えると入れすぎで、サイト自体が重くなって表示速度が遅くなってしまいます。
プラグインによってもサイトの表示速度を下げやすいものなどあるので、プラグインを導入する前にはプラグイン名で検索して調べておくと良いでしょう。
また、プラグインを入れすぎると、同じ機能を持ったプラグイン同士で邪魔しあいバグが起きたりと正常な動作をしなくなってしまう恐れがあります。
1つのプラグインに複数の機能がある場合、他のプラグインとの機能かぶりがないか注意しましょう。
プラグイン機能が被るパターン
〇セキュリティ用プラグイン × セキュリティ用プラグイン
〇画像圧縮プラグイン × 画像圧縮プラグイン
〇バックアップ用プラグイン × バックアップ用プラグイン
〇SEO対策プラグイン × SEO対策プラグイン
また、プラグインを入れすぎるとウイルスに対しての脆弱さが出てしまうことがあります。
導入するプラグインはなるべく厳選して少なくしましょう。
ちなみにページの表示速度を知りたければPage Speed Insightsを使って調べてみると良いでしょう。
信頼性のあるプラグインのみ入れること
前述しましたが、プラグインは1000種類以上もありますので、もちろん性能やセキュリティなどピンからキリまであります。
よってプラグインを導入する時には、【インストール数】と【いつ更新されたか】をチェックしましょう。
【インストール数】はどれだけたくさんのサイトにそのプラグインが使われているかを直接的に表しているので、プラグインの人気を測る指標になります。
【たくさんのサイトにインストールされている】=【性能が良い】
こう考えてもおかしくはありません。
また【いつ更新されたか】を見るのも大切です。
前回の更新日が数年前などになると、今後の更新も見込ませんし、新しいウイルスに対してのセキュリティは脆弱である可能性が高いです。
プラグインを導入する時には、【インストール数】と【いつ更新されたか】をしっかりチェックしましょう。
アップデートはこまめに行う
これは導入時の注意というより導入後の話になりますが、プラグインは定期的にアップデートを行うので、こまめに更新を行いましょう。
更新をしないで放置したままでいると、あなたのサイトをウイルスにさらしてしまうことになりかねません。
アップデートの対象になっているプラグインは自動的にダッシュボードに表示されるようになるので、更新の合図が出たらすぐに更新しましょう。
初心者でまだサイトを1つしか運営していない場合だと更新をするのは楽なのですが、複数サイトを運営するようになるとプラグインの更新だけでもひと手間なので、導入するプラグインは最小限になるよう厳選しましょう。
WordPressテーマとの互換性を確認
多くの人が導入している人気プラグインでも、WordPressテーマによっては必要ない場合があります。
例えば人気のWordPressテーマであるAFFINGER6には元々優れたSEO対策機能が実装されているので、SEO対策に定番のプラグインである【All in one SEO】を入れる必要がありません。
このように使用しているWordPressテーマによっては、世間的に必須と言われているようなプラグインと同等の機能を持っているものもあるので、プラグイン導入の前には自分が使うWordPressテーマにとってそのプラグインが必要なのか調べてみましょう。
たいていの場合は互換性のあるプラグインや相性の悪いプラグインはWordPressテーマの公式サイトで表示されていたりするので、チェックしてみると良いでしょう。
プラグイン導入方法
プラグインの導入方法は簡単です。
WordPressダッシュボード画面で【プラグイン】にカーソルを合わせ【新規追加】をクリックします。
それからプラグインの名前を検索欄に入力し、お目当てのプラグインが出たら【今すぐインストール】をクリックします。
【有効化】の文字が出ますので、有効化したらOKです。
この要領で必要なプラグインを入れていきましょう。
各種設定が必要な場合は、人気のプラグインならググるとたいてい情報が出てきます。
そのためにも人気と信頼性のあるプラグインを導入しなければなりません。
では次からは絶対に入れておきたいおすすめのプラグインをご紹介します。
絶対に入れておきたいWordPressのおすすめプラグイン8選
必須プラグイン8選
- Akismet Anti-Spam(迷惑メール・迷惑コメントブロック)
- Broken Link Checker(リンク切れチェック)
- Contact Form 7(お問合せフォーム作成)
- EWWW Image Optimizer(画像圧縮)
- Google XML Sitemaps(Googleインデックス用サイトマップ)
- PS Auto Sitemap(サイトに設置する読者用サイトマップ)
- Really Simple SSL(自動SSL化)
- UpdraftPlus(バックアップ)
Akismet Anti-Spam(迷惑メール・迷惑コメントブロック)
Akismet Anti-Spamとはその名の通り、スパムコメント(迷惑コメント・迷惑メール)を自動で削除してくれるプラグインです。
アフィリエイトサイトの場合コメントを開放していない場合が多いですが、お問合せからスパムが届いてしまうこともあります。
手動でいちいち対応していたら時間のムダですので、プラグインを入れておきましょう。
Broken Link Checker(リンク切れチェック)
Broken Link Ckeckerは内部リンクと外部リンク問わず、サイトにリンク切れがあった場合に知らせてくれるプラグインです。
どの記事にどの記事のリンクを貼っているのかなんて、完璧には覚えていられませんし、1つ1つ手動でリンク切れをチェックするなんて、それだけで1日が終わってしまいます。
アフィリエイトサイトをしているならURLのリンク切れは売り上げの損失に直結します。
アフィリエイトサイトでなくとも、例えばサイトの運営歴が長くなると、パーマリンクを変更していた記事のリンクを他の記事にそのまま貼り付けてしまっていることもあります。
リンク切れはSEO的に良くないのはもちろんのこと、サイトに訪れてくれた方をガッカリさせてしまうことになりかねません。
Broken Link Ckeckerは必ず導入しましょう。
Contact Form 7(お問合せフォーム作成)
Contact Form 7は、お問合せフォームを作成するプラグインです。
お問合せフォームを自力で作るにはプログラミングやサーバーなどの知識が必要ですが、Contact Form 7があれば簡単にお問合せフォームの作成から自動返信の設定まで可能です。
Googleフォームを設置する方法もありますが、Contact Form 7の方がデザイン的にも機能的にも無難です。
お問合せフォームがないとサイト訪問者からの信頼が得られにくくなるため、お問合せフォームの設置は必須です。

ちなみに僕がアフィリエイトを始めたきっかけは、完全趣味で書いていた筋トレ記事を読んだASPの方から記事の執筆依頼が来たからでした。
それ以外にも記事の執筆依頼や相互リンク依頼など様々なメッセージが来ます。
そのように、お問合せフォームがあるだけで、様々な可能性が広がります。
EWWW Image Optimizer(画像圧縮)
EWWW Image OptimizerはWordPressにアップロードする画像を自動的に圧縮してくれるプラグインです。
記事に画像をたくさん使うことは、記事の読みやすさを向上してくれる良い面もありますが、記事が重くなり表示速度が遅くなるという諸刃の剣でもあります。
表示速度が遅いと読者の離脱が増えますし、SEOの評価的にも良くありません。
EWWW Image Optimizerを使って、自動的に画像を圧縮・最適化させましょう。
Google XML Sitemaps(Googleインデックス用サイトマップ)
Google XML SitemapsはXMLサイトマップを自動的に作成するプラグインです。
要はGoogleの検索エンジンに「このWebサイトにはこんなページがありますよー!」とお知らせするためのプラグインです。
記事をGoogleの検索エンジン上で上位表示させて多くの流入を取りたいのであれば、Google XML Sitemapsは必須です。
導入した後はSearch Consoleとの連携が必要です。
PS Auto Sitemap(サイトに設置する読者用サイトマップ)
先ほどご紹介したGoogle XML SitemapsはGoogleの検索エンジンに見せるためのサイトマップです。
対してPS Auto SitemapはあなたのWebサイト上で、訪問者に見せるためのサイトマップです。
つまりGoogle XML SitemapsはGoogleのAI用のサイトマップで、PS Auto Sitemapは人間用のサイトマップです。
ちなみにサイトマップとは文字通りWebサイトの地図ですので、そのWebサイトに含まれるページを全て表示することが出来ます。
読者があなたのWebサイトにどんなコンテンツがあるのか一目で確認できるので、サイトマップを設けておくことはサイト内の回遊率の向上にもつながります。

デザインはカスタマイズできるので、好みのデザインに変えちゃいましょう。
Really Simple SSL(自動SSL化)
Really Simple SSLはサイトを自動的にSSL化してくれるプラグインです。
(あらかじめサーバーで独自SSLを取得していることが必須です)
SSL化とはURLのhttpをhttpsに変更することです。
sを加えるだけの小さなことのようですが、SSL化することによりサイトのセキュリティが強化されます。
何かのサイトにアクセスした時に「保護されていない通信」とURLの部分に表示されたことはありませんか?
これがSSL化していないhttpのままのサイトです。
SSL化していないサイトはセキュリティ面からも脆弱なだけではなく、Googleからの評価的にも良くないので、必ずSSL化しましょう。
設定方法はこちらの記事に書いていますのでご確認ください。
UpdraftPlus(バックアップ)
UpdraftPlusはWordPressのデータを自動的にバックアップしてくれるプラグインです。
類似のプラグインとしてBackWPupもありますが、設定がちょっと複雑なので初心者向きではありません。
何らかのトラブルや不正アクセスに遭う前に、バックアップ用のプラグインは導入しておきましょう。
必要に応じて入れておきたいWordPressのおすすめプラグイン6選
便利プラグイン6選
- All in one SEO(SEO対策)
- Classic Editor(編集画面を使いやすい旧型に戻す)
- Classic Widgets(ウィジェット画面を使いやすい旧型に戻す)
- Easy Table of Contents(目次作成)
- Word Balloon(会話吹き出し作成)
- WordPress Popular Posts(人気記事ランキング作成)
All in one SEO(SEO対策)
All in one SEOはSEO対策用の王道のプラグインです。
人によっては必須のプラグインと言っても良いでしょう。

しかし近年のWordPressテーマの中にはAll in one SEOと同じような機能を持つものもあります。
SEO対策機能を備えたWordPressテーマにAll in one SEOを導入するのは、機能が競合するのでお勧めできません。
例えばこの楽活ブログでも使用しているAFFINGER6には、All in one SEOは不要です。
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Classic Editor(編集画面を使いやすい旧型に戻す)
Classic EditorはWordPressの記事編集画面を旧型の編集画面に変更してくれるプラグインです。
「なんでわざわざプラグインを入れて旧型に変えるの?」と思うかもしれませんが、2018年以降WordPressにデフォルトで入っているブロックエディターが使いにくいと多くのユーザーから不評だからです。

という感じで慣れない人がたくさんいるのです。
「慣れたらブロックエディターの方が良いよ」という意見も多いので、WordPress初心者は最初からブロックエディターに慣れておく方が良いかもしれませんね。
ちなみにブロックエディターのことをGutenberg(グーテンベルク)と呼ぶこともありますが【ブロックエディター = Gutenberg】と思っていただいてOKです。
Classic Widgets(ウィジェット画面を使いやすい旧型に戻す)
Classic Widgetsは仕様が変更されてブロックエディター的になったウィジェットを旧型のものに変えるプラグインです。
これもClassic Editorと一緒で初めから今のウィジェットしか知らない人にとっては関係ないかもしれませんが、旧型のウィジェットに慣れている人にとってはClassic Widgetsがあった方が使いやすいのです。
今のウィジェットも改悪という声が多いので、使いにくかったらClassic Widgetsを入れてみると良いですよ。
Easy Table of Contents(目次作成)
Easy Table of Contentsは記事の目次を自動生成してくれるプラグインです。
h2タグやh3タグを読み込んで自動で目次を作ってくれるので、自分で目次リンクを作る必要がありません。
目次を作ることで記事の内容を読者に伝えることが出来ますし、目次リンクから飛びたい部分へ飛んでもらえるようになるため、ユーザーにとっても優しいサイトになります。
有名ブロガーの中には記事を最後まで読ませたいがために【あえて】目次作成用のプラグインを入れない方もいらっしゃいますが、普通は入れた方が良いので入れておきましょう。
ちなみにWordPressテーマによっては目次作成プラグインが不要なものもあるので、プラグインをインストールする前にチェックしておきましょう。
Word Balloon(会話吹き出し作成)
Word Balloonは会話吹き出しを作成してくれるプラグインです。
無料で登録できる会話吹き出しのアイコンは3つまでですが、会話吹き出しをカスタマイズできます。
しかしAFFINGER6などのように、WordPressテーマによっては会話吹き出し機能が初めから実装されているものもあるので、その場合はWord Balloonは不要です。
AFFINGER6での会話吹き出し設定方法は、こちらの記事にて解説しています。
WordPress Popular Posts(人気記事ランキング作成)
WordPress Popular Postsは、人気記事のランキングを作成するためのプラグインです。
WordPress Popular Postsは自動で記事の閲覧数を計測してくれます。
人気記事のランキングをサイドバーなどに設置することは、サイトの回遊率を上げるために大切なことです。
人気記事一覧をサイト内に設置すればアクセスの多い記事にさらにアクセスを集めることが出来るため、記事のシェアやCVを増やすことも出来るでしょう。
しかしWordPress Popular Postsは比較的重めのプラグインでもあるため、絶対に入れておいた方が良いというわけではありません。
読ませたい記事を手動で設置しておき、プラグインは使わないという手段を取るのも選択肢としてはありです。
まとめ:プラグインは厳選して導入しましょう
今回のまとめです。
必須プラグイン8選
- Akismet Anti-Spam(迷惑メール・迷惑コメントブロック)
- Broken Link Checker(リンク切れチェック)
- Contact Form 7(お問合せフォーム作成)
- EWWW Image Optimizer(画像圧縮)
- Google XML Sitemaps(Googleインデックス用サイトマップ)
- PS Auto Sitemap(サイトに設置する読者用サイトマップ)
- Really Simple SSL(自動SSL化)
- UpdraftPlus(バックアップ)
便利プラグイン6選
- All in one SEO(SEO対策)
- Classic Editor(編集画面を使いやすい旧型に戻す)
- Classic Widgets(ウィジェット画面を使いやすい旧型に戻す)
- Easy Table of Contents(目次作成)
- Word Balloon(会話吹き出し作成)
- WordPress Popular Posts(人気記事ランキング作成)
いかがでしたか?
今回は必須のプラグインとあると便利なプラグインをご紹介しました。
プラグインはWordPressの機能を拡張させる便利なものです。しかし入れすぎると【表示速度の低下/セキュリティの脆弱化/バグ】など何らかのトラブルの原因となりかねませんので、導入するものは厳選しましょう。
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