こんな人におすすめの記事です
- SEO的に適切なパーマリンクはどのようなものか知りたい人
- WordPressでのパーマリンク設定方法を知りたい人
ブログのパーマリンクの設定方法で悩んでいませんか?
この記事では【そもそもパーマリンクとは?】ということについてだけではなく、SEO的に有利な設定や、WordPressでの実際のパーマリンクの設定方法についても解説しています。
記事を読み終わると適切なパーマリンク設定がわかるようになりますので、最後まで読んでくださいね。
先にこちらは記事の概要です。
パーマリンクとは
〇パーマリンク=URL
〇Webサイトの住所のこと
パーマリンク設定のポイント4つ
〇短くシンプルにしましょう
〇タイトルと関連する内容にしましょう
〇日本語ではなく英単語表記にしましょう
〇アンダースコアではなくハイフンで単語を区切りましょう
WordPressでのパーマリンクの設定方法
〇投稿名に設定して手動で書き換える
パーマリンクを変更したくなったら
〇変更自体おすすめしないけど、どうしてもしたいならプラグインの【Redirection】で解決!
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ではまずはパーマリンクについて説明しましょう。
目次
パーマリンクとは
パーマリンクとは、WordPressのそれぞれのページに設定されたURLのことを言います。
パーマリンク=URLの認識でOKです。
パーマリンクはそのWebサイトのページを識別するためのものなので、Web上の住所のようなものと考えてください。
↓イメージとしてはこんな感じです。
※ちなみにドメインはWebサイトを識別するためのパーマリンクの、前半の一部のことを言います。例えばこの記事のパーマリンクは【https://hirohiro-blog.com/wordpress-permalink】ですが、【hirohiro-blog.com】の部分がドメインです。
パーマリンクの由来は、永続的な(permanent)リンク(link)という意味の造語です。
よってその意味からも、一度設定したら基本的に変更することはありませんし、変えない方が良いです。
変えない方が良い理由については後述します。
SEOに有利なパーマリンク設定のポイント4つ
パーマリンクの設定についてGoogleはこんなことを言っています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。
要は【短くて意味が分かりやすいパーマリンクにしましょう】ということなんですが、もうちょっと細分化して解説してみましょう。
短くシンプルにしましょう
良い例
https://example.com/wordpress-permalink
ダメな例
https://example.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%
Googleは短くシンプルなパーマリンクを推奨しています。
実用面から言っても長く複雑なパーマリンクは、サイト訪問者としても意味が認識しずらく、運営者側としてはミスの原因にもなります。
長すぎると貼れなかったりとデメリットが多いので、あえて長いパーマリンクにする理由はありません。
タイトルと関連する内容にしましょう
良い例
https://example.com/wordpress-permalink
ダメな例
https://example.com/123456789xxx
パーマリンクを記事IDなどに設定してもSEO上よくも悪くもありません。
しかしユーザーファーストというGoogleの理念に沿うとすれば、パーマリンクを見ただけで記事の内容が推測されると訪問者としても安心なので、パーマリンクはタイトルと関連する内容にすることをおすすめします。
日本語ではなく英単語表記にしましょう
日本語にしたからといってSEO上デメリットはありません。
むしろ日本語だと記事の内容が推測しやすいので、その面ではユーザーにとって良いとも考えられます。
しかし日本語表記のパーマリンクでは、コピペしたりSNSでシェアする時などに、1バイト文字に変換されてしまい、英数字や記号の長々としたパーマリンクになってしまいます。
日本語パーマリンク:https://example..com/パーマリンク設定方法
変換後:https://example..com/%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%af%e8%a8%ad%e5%ae%9a%e6%96%b9%e6%b3%95/
↑このように長くなってしまい、シンプルな構造ではなくなってしまい良くありません。それに日本語表記のパーマリンクはリダイレクト処理できなかったりと不都合が多いのも事実です。
SEO的な観点で言うとデメリットはありませんが、利便性の問題があるので日本語ではなく英単語にしておきましょう。
アンダースコアではなくハイフンで単語を区切りましょう
良い例
https://example.com/wordpress-permalink
ダメな例
https://example.com/wordpress_permalink
URL にはアンダースコア
_
ではなくハイフン-
を使用することをおすすめします。特に複数のパラメータを含む URL など、過度に複雑な URL は、サイト上の同じまたは同様のコンテンツを表す多数の URL が不必要に作成される原因となることがあります。その結果、クロールの際に問題が発生し、Googlebot が必要以上に帯域幅を消費する場合や、サイトのすべてのコンテンツをインデックスに登録できない場合があります。
Googleとしてもアンダースコア _ ではなくハイフン - を推奨しているので、特にこだわりがない限りは、単語を区切るときはハイフンにしておきましょう。
WordPressでのパーマリンク設定方法【画像で解説】
ここからはWordPressで実際にパーマリンクを設定する方法を紹介します。
パーマリンクは初期設定では【ドメイン/投稿日/記事タイトル】の順番になるように設定されています。
例:https://〇〇〇.com/2021/10/09/記事タイトル/
しかしパーマリンクはなるべく短くした方が良いですし、将来的に投稿日時を変更する場合もあると考えて、投稿日はパーマリンクにつけないほうが無難です。
投稿日時が表示されているURLだと、年月が経てば古い記事だと読者から認識されて離脱されてしまうケースがあります。
記事が増えてきたら別のサイトに記事を移し替えたりすることもありますしね。
※ちなみに記事タイトルの前にカテゴリーを入れるとSEOやユーザビリティー的に良いという考えもありますが、後で記事のカテゴリーを変更する時にリンク切れを起こし不便でしかないので、実用面を考えるとパーマリンクにカテゴリーを表記させない方が無難です。
良い例
https://example.com/wordpress-permalink
ダメな例
https://example.com/blog/wordpress_permalink
ではパーマリンク設定方法に移ります。
ダッシュボードの【設定】から【パーマリンク】をクリックします。
パーマリンク設定は初期設定だと【日付と投稿名】になっているので、【投稿名】もしくは【カスタム構造】の【%postname%】を選択し、【変更を保存】をクリックします。こうしておくことでドメイン直下に希望の文字列をパーマリンクとして書き込むことが可能になります。

記事作成画面でタイトルを入力してしばらくすると、タイトルと同じ文字がパーマリンクに表示されます。このままだとパーマリンクは日本語表記のままになっているので、【編集】を押して希望の文字列に変更し、OKをクリックしましょう。
これでパーマリンクはGoogleに推奨される形のパーマリンクに変更されます。
面倒かもしれませんが、パーマリンクは手動で書き換えてしまいましょう。
パーマリンクを変更したくなった場合の対処法
ではここからはもしパーマリンクを変更したくなった時の対処について解説します。
パーマリンクを変更すること自体おすすめはしない
そもそもパーマリンクを変更すること自体おすすめしません。
なぜならパーマリンクを変更するということは、そのページは全く別のものに変わってしまうことを意味するからです。
パーマリンクを変更すると、変更前のURLにアクセスした人がページにたどり着けなくなります。
Googleの検索画面だけではなく、外部リンクも切れてしまうので、SEO的にも訪問者的にも良くありません。
パーマリンクを変更すると、SEOの評価がリセットされてしまいます。
パーマリンクを変更すると、Googleの評価はゼロに戻ってしまいます。記事がせっかく上位表示されていたのに、順位が復活するまでまた数か月待たなければならなくなります。
よってこれらの観点から、パーマリンクを変更するのはおすすめしません。
変更するとしたらリダイレクトしよう
ただもしそれでもパーマリンクを変更したいのであれば、【リダイレクト処理】をしましょう。
リダイレクトとは任意のパーマリンクから任意のパーマリンクへアクセスと飛ばすことを言います。
リダイレクト処理をすれば、SEOの評価も引き継げるので、パーマリンクを変更することのデメリットはなくなります。
イメージ的にはこんな感じです。
リダイレクト処理はサーバー上で行うのが通常ですが、日本語表記のパーマリンクだとリダイレクト処理してくれなかったりすることもあるので、WordPressのプラグイン【Redirection】を使いましょう。
【Redirection】を使うと簡単にリダイレクト処理ができるのでおすすめです。
インストールして有効化したらダッシュボードから【ツール】にカーソルを合わせ【Redirection】をクリックします。
【Redirection】のページに変遷するので、下にスクロールすると【新しい転送ルールを追加】という部分があります。
【ソースURL】に変更前の元のURLを入力し【ターゲットURL】に変更後の新URLを入力します。
そして【転送ルールを追加】をクリックするとリダイレクト処理の完了です。
1つ1つ行うのは面倒ですが、これが確実な方法です。
とまぁパーマリンク変更は色々と面倒なので、そもそもおすすめしません。
まとめ:これでWordPressのパーマリンク設定に迷うことはもうありません
まとめです。
パーマリンクとは
〇パーマリンク=URL
〇Webサイトの住所のこと
パーマリンク設定のポイント4つ
〇短くシンプルにしましょう
〇タイトルと関連する内容にしましょう
〇日本語ではなく英単語表記にしましょう
〇アンダースコアではなくハイフンで単語を区切りましょう
WordPressでのパーマリンクの設定方法
〇投稿名に設定して手動で書き換える
パーマリンクを変更したくなったら
〇変更自体おすすめしないけど、どうしてもしたいならプラグインの【Redirection】で解決!
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いかがでしたか?
今回はパーマリンクについて解説しました。
パーマリンクの設定方法がわからなくなったら、またこの記事を見返してくださいね。
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