
読書が続くようになるにはどうしたら良いんだろう?
↑本記事ではこういった疑問にお答えしています。

・積読の多い人生でしたが、自分事と関係ある本を読むことに集中して読書が続くようになりました
今回の記事は、本の選び方とちょっとした読書術を紹介します。
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目次
読書がつまらないあなたへ。読書は自分事じゃないと意味がない話
趣味のためや色んな考えに触れるために読書しようと思って本を買ってみたけど、なかなか読書が続かない。こんな人多いと思います。
かつての僕もそうでしたが、本の選び方が少し間違っているかもしれません。
こんな本の選び方をしていたら注意
・売れ筋の本をとりあえず読んでみる
・人に勧められたから読んでみる
・テレビで話題になってたから読んでみる
これらに共通するのは、直接あなたの生活や心(感情)に関係がない可能性が高い、ということなんです。
売れ筋とかを読んでもつまらないのは、あなたに関係ないから。
良さそうな本や面白そうな本を読んでもイマイチなのは、あなたの生活・仕事・心の問題に関係ないから。
仕事の書類とかだったら読みますよね。
仕事だからかもしれませんが、それは必要だし生活がかかっているからです。
逆に好きだと思っていたものがつまらなく感じたら、それは習慣によって好きだと思い込んでいただけで、もう好きじゃないかもしれません。本は自分の精神の状態をはかる物差しにもなります。
読みたい本も、実は読んでみたら続かないということがあります。
興味のあると思った本でも「こんな本読めるようになりたいな」という願望から手に取った本はあまり身になりません。
つまり良い本でも、今の自分に必要でなければ読んでも効果は薄いということです。
逆に普段は読まないような本でも、仕事などで必要なら今の自分に必要なので読むと記憶に残りやすいということです。
大事なのは今の自分に必要かどうかです。
ちなみに僕の妻は読書が嫌いとよく言いますが、育児や料理、仕事関係の本なら読みます。
なぜなら育児・料理・仕事は現在の彼女にとって必要だからです。
僕は大学生の頃には小説を書いていたので小説をたくさん読んでいましたが、今では全く読んでいません。
英語の勉強も辞めたので洋書も読んでません。
その代わりにマーケティング関係の本ばかり読んでいます。
このように人は時間の経過とともに人生・状況・興味関心が変わります。
よってその都度あなたの身になる本はかわっていくのです。
本を隅から隅まで全部読む必要はないです
先ほどあなたにとって身になる本と身にならない本の話をしましたが、1つの本のなかでも面白いパートとそうでないパートがあるように、あなたの身になる・心に残る部分は異なります。
心当たりがあるかもしれませんね。
面白いパートはあるけど、読んでるとダルいパートもあるから、全体を読む気をなくして読書自体が億劫になってしまう。
それではせっかく読書をしたいと思っているのにもったいないです。
せっかく買ったor借りた本だから隅から隅まで読んでしまわないといけないなんてことはありません。
隅から隅まで読まないとためにならないなんてことはありません。
むしろ興味のないパートを義務感のみで苦しみながら読んでも感情に残らないので身にならず時間と労力のムダです。
だから目次を見て必要そうな部分だけを読みましょう。
小説とかなら全部読まないといけないかもしれませんが、スキルアップのためや自己啓発の書籍などなら読みたいパートだけ読んでOKです。
寿命も労力も限られてるのでリターンを考えて投資しよう
必要なことだけに取り組もうというのは、単なる読書だけではなくてあらゆる学習でも同じことです。
例えば漠然となんとなくで英語を勉強したりしてる人がいますが、けっこう時間の無駄なので辞めた方がいいです。
なんでも目標がなかったり必要に迫られないことには人間モチベーションが続きませんしなかなか身になりにくいです。
もしあなたが英語圏の恋人を作りたいとか海外で働きたいとか思っていたら英語を勉強するのはとてもいいかもしれませんが、そうでなくなんとなくで学習している場合は単なる時間と労力のロスです。
人間の寿命も労力も限られているのでどこに時間と労力を投資するかはしっかりと考えるべきです。
あなたの学習は投資しただけのリターンが見込めるものでしょうか?
それを考えずに頑張ってもなかなか後でキツイ事になりますし、逆にそれを考えて学習に励むと効果が高いですしモチベーションも上がります。
【学んだ事はいつか回りまわってためになるから、何を学んでも無駄じゃない】という意見もわかります。
でもそれで今の自分にあまり関係ないことをインプットしてもゆくゆく徒労に感じるでしょうしキツくないですかね。
それより労力を集中投資して、早く成果を出してしまった方が心にも余裕が出ます。
色んな事に手を出すのはそれからでいいんじゃないでしょうか。
自分は何に興味があるのかわからない場合
逆に自分が何に興味があるかわからないというのであれば、上に書いたこととは矛盾しますが、色んな事に浅く広く手を出してみるのも良いことです。
最初は色んなことをかじって、それからやることを整理していけば良いので。
僕はいまWebマーケティングとプログラミング(Python)に力を入れていますが、この2つに労力を投資するまでに色んなことに手を出しました。
・DTM
音楽編集ソフトを使ってカバー曲を作ってYouTubeに投稿しましたが、著作権の関係で稼げないし徒労すぎるのでやめました。
・英会話
アメリカ留学までしてある程度は話せるようになりましたが、今後の人生でほぼ使わないので学習をやめました。
・小説を読む
小説家になりたくて読んでいましたが、新人賞に投稿して気が済んでしまいました。
・MLM
権利収入を手に入れて悠々自適になるばかりかめちゃくちゃ忙しくなって燃え尽きました。
集中できることを見つけていく過程で(といっても当時は本気でやってましたが)色んなことに手を出すのはあることです。
僕はDTM・英会話・小説執筆・MLMに手を出して、まぁためにはなったかなとは思いますが、特に大きなリターンがあったかというとそうでもないですし、これからまたやろうとは思いません。
時間の経過とともにやりたいことや必要なことは変わっていくので、そのつど精査すれば良いかなと思います。
一番ダメなのは【せっかくやったんだから】と思って惰性で続けることですね。
それが楽しければ良いんですが、例えば【せっかくつけた英語力を落としたくないから続ける】とかはあまり生産性がないのでやめましょう。
それよりも限られたエネルギーをやるべきことに集中投資しましょう。
その方がリターンも大きいはずですし、あなたも充実を感じるはずです。
今回はこれで以上です。
もしあなたが無駄なインプットに時間をかけていたなら、この記事によってやることを見定めてそこに集中投資してもらえたら幸いです。
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