Web系転職

30代×地方在住×未経験がWebマーケティング転職を成功させた戦略

以前僕は今からWebマーケターになるために転職活動開始しますよーといった旨の記事を書きました。

今回の記事はその記事の答え合わせです。

15分くらいで読み終わります。

30代未経験でもWebマーケターとして転職できる可能性があるってよくネットで目にするけど、僕みたいに地方在住の人間の場合はそもそも求人が少ない。
都会に引っ越すことも、いきなりフルリモートワークも考えてない。
30代地方在住が未経験からWebマーケターとして転職するにはどんなことをすればいいんだろう?

↑この記事ではこういった疑問にお答えします。

ヒロ
最初に自己紹介です。

・32歳(2020年時点)熊本の田舎在住

・接客業からWebマーケターとして転職

上記のように、僕は全く異なる職種から、Webマーケターとして転職を果たしました。

この記事では僕がこの転職をどのように考え、どのような戦略をとり、どのように行動してきたのかを詳細に書いていきます。

15分くらいで読み終わる記事ですが、地方在住でWebマーケターとして転職したい方には非常に有益な記事です。

もちろん地方在住でない方が読んでも、転職の成功率を高めるための手段が書かれているので有益な記事となっています。

努力でスキルを付けて

30代×地方在住×未経験という3重苦(笑)を乗り越えて転職を果たしました。

皆さんもこの記事を読んでWebマーケターとして転職出来たらと思います。

そもそもWebマーケティングってなに?

以前からIT/Webの業界は伸びてきていましたが、コロナの影響でIT/Web業界への転職を目指す方が増えています。

プログラマーやWebマーケターの需要は伸びているので、新たなキャリアチェンジとしてWebマーケティング職を考えている方は選択肢としてはめちゃめちゃ良いと思います。

Webマーケティングって何?って方はそもそもこの記事にたどり着いてないと思いますが、あえて簡単に説明すると、WebマーケティングとはつまりWebを使っての集客ですね。

・SEO(WebサイトをGoogle検索で上位表示させるための取組み)

・Web広告(ネット上に広告を有料で出すこと)

・動画(YouTubeなどを使う集客)

・SNS(Twitter・Facebook・Instagramなどを使う集客)

こういったものを主に使って集客をやっていくわけです。

じゃあなぜ今そのWebマーケターになるのが人気になっているかというと、色んなメリットがあるからなんですね。

【Webマーケターになるメリット】

・業界や商材が変わっても問題なくスキルを使える

・働けば働くほどスキルがついて自分の価値が上がる

・副業でも稼ぎやすくなる

・リモートでもできる

・年収も上がりやすい

ってことで近年プログラマーと同様、注目を浴びている職業です。

Webマーケティング未経験でも転職できるって、インフルエンサーは簡単に言うけれど

ビジネス系インフルエンサーのなかには、Webマーケターとしての転職を勧める人がたくさんいて、論調としては【未経験でもWebマーケティング転職は簡単】みたいなニュアンスで話している方も散見されます。

【若ければ完全未経験でも大丈夫だけど、ブログやSNSをやってPVやフォロワーがいて多少稼げていたら転職しやすい】

みたいに言う人が結構いますよね。個々人の素質にもよりますが、確かにそれは事実かもしれません。

ただ僕には1つ懸念があったわけです。

「都会は求人が多いけど、地方はそもそもWebマーケターの求人なんて少ないぞ。。。」

ここで大手転職サイトのindeedの求人を見てみましょう。

いかに地方が転職において求人が少ないか見ていきましょう。

ちなみに僕はindeedを毎日のように見てました。

「Webマーケティング×正社員×東京都」で調べたところ

12,884件という数字がでましたね。

それに対して「Webマーケティング×正社員×熊本県」で調べたら

86件。。。

ちょっとエグくないですか。。。?

東京都:12,884件

熊本県:84件

ですよ??

12,800件の差!!

153倍の差ですよ??

東京都と熊本県の人口の差はせいぜい8倍くらいなのに、求人数は153倍違うんですよ。

しかも実際に目ぼしい熊本のWebマーケティング職の求人は10件あれば良い方という感じです。

ということで細かいことを言うと色々あると思いますが、単純計算して熊本では東京に比べて、Webマーケターになるのはめっちゃ難しいとわかったので、インフルエンサーの言うようにやっていたらダメだと思いましたので、僕は以下のことを行いました。

・自分でアフィリエイトやSNSをやってみる

・Webマーケティングだけではなくプログラミングやデザインなども勉強する

これが今回の結論なのですが、要はスキルをつけましょうということです。

以下からは僕がどう考えて、どう逆境を払しょくしていったかを解説します。

結果発表!30代の地方在住の未経験がWebマーケティング転職を成功させた戦略はこれ!

年齢と未経験の問題を解決する方法:スキルを付けよう

上でも少し触れましたけど、未経験と年齢がネックになっているのであれば、就活を始める前に、自分で経験を積んじゃえばいいんです。

僕は元々2019年1月からブログ、2020年5月からアフィリエイトをやっていて、ある程度アクセスや収益がありました。

アフィリエイトとWebマーケティングは切っても切れない関係なので、アフィリエイトをやっているうちにWebマーケティングも勉強もするので、知識と経験が積みあがってきます。

自分で立ち上げたブログ内でアフィリエイトをやっていれば、自ずと知識もつきますし、転職活動の際のアピールにもなります。

そもそもWebマーケターになりたいと言ってる人が、Webサイトの立ち上げすらやったことがないというのは、「本当にやる気あんの??」と思われても仕方ないでしょう。

Webマーケターの採用に詳しい【ヤマヒ塾】さんの動画では、未経験でも最低でも

・ブログなら 月間5000PV

・SNSなら 1000フォロワー

・YouTubeなら 1000人登録

はあった方が良いと言われていました。

僕はTwitterはあまり真剣にやってないのでフォロワーは200人くらいですが、ブログだと半年の平均が3万PV以上なので、これはクリアしていたかなと思います。

あと、ブログ5000PV・SNS1000フォロワー・YouTube1000人登録のなかだとYouTube1000人登録が個人的には一番ハードル高いかなと思います。

ちなみに時間はかかりますが、コツコツやっていけばできないことはないです。

僕はブログをはじめて8か月目で140記事で5000PV程度になりました。

ド素人がSEOも何も考えず好き勝手ブログを書いて8か月目で合計140記事で5000PVなので、ちゃんとSEO・ライティングなどを勉強しつつ戦略的にやっていけばもっともっと早いはずです。

16か月目で合計184記事で4.8万PVになりました。

投稿スピードは落ちましたが、明らかにPVが増えているのは、SEOを学習しつつ質の高い記事を書くことを意識したからでした。

毎日投稿を勧める方もおられますが、クオリティが下がることを懸念したので、僕は時間をかけて記事を書きました。

結果的に学習も進んだので、良い選択だったと思います。

記事の書き方はこちらで解説しています。

僕のブログの書き方を細かく解説するよ【設計図作りと書く手順】

ちなみに僕がWebマーケティングの知識をつけるために考えていたことや学習したことについての記事はこちらです。

30代未経験だけど他業界からWebマーケティング業界への転職を決めました

さらに求人を見ると、マーケターの募集でも、プログラミング(コーディング)やデザインが出来る人がほしいという求人がたくさんありました。

Webマーケターの採用ですが、Webサイト運営職とかで求人が出ていたりします。

Webサイト運営職ってことは、Webサイト運営に関することはほぼ何でもしてくれやってことなんでしょうね。

よって未経験ではWebマーケティングだけできてもアピールとしては弱いなと思ったので、スキルセットとしてプログラミングやデザインも勉強することにしました。

ちなみに転職サイトで検索するときは「Webマーケティング」というキーワードだけではなく、「サイト運営」「デジタルマーケティング」「マーケティング」「ECサイト」「SEO」「コンテンツ」など、Webマーケティングに関連するキーワードでも検索して求人を探していました。

地方在住のハンデを乗り越える方法:狙い撃ち作戦で行こう。

地方では求人が少ないので、数うちゃ当たるの精神でやっていては受けられる会社がなくなっちゃうなと思いましたので、1件1件きちんと勉強して対策を立てて狙い撃ちすることにしました。

本来はそういった方法が正しいのかもしれませんが、これは時間がかかるし、落ちた時の精神的ショックはデカいです。

しかしそうはいっても地方では求人が少ないので、この手法をとることにしました。

【狙い撃ち作戦のメリット】

・企業をきちんと調べてから受けるので志望動機などが吟味できるため、書類選考・面接に強くなる

・応募候補のストックをセーブできる

【狙い撃ち作戦のデメリット】

・時間がかかる

・労力をかけた分、落ちたら精神的にくるものがある

こういったメリットとデメリットを鑑みても、狙い撃ち作戦は大いに利があると判断できました。

そもそも精神的にキツいってのはただの思い込みで、物理的な問題ではないですしね。

落ちると転職候補会社は減ってきますが、時間とともに新しい会社は出てきますし、スキルアップの積み上げする時間ができたと思って実践と学習を積んでいけばいいだけです。

実際に僕がWebマーケティング転職活動においてやっていたことを時系列で語る

2020年6月:Webマーケターになることを決意

2019年の半ばくらいから当時のホテルフロントの仕事をやめてえなぁーとなんとなぁーく思い始めていました。

2020年6月くらいから「そういえばいま副業でアフィリエイトしてるけど、これ(Webマーケティング)を本業にしたらいいんじゃね??」とやっと気づきました(笑)

2020年の5月から本格的にアフィリエイトを始めたのですが、2019年の1月からこのブログを立ち上げてちょくちょく勉強しながら運営していたので、1年半くらいはWebマーケティング的なことをやって、すでに2020年6月の時点では平均して月間3万PVを超え、収益は月間1万円を超えるようになっていました。

ある程度Webマーケティングの体系的な知識もついてきたので、転職してみたいなと思ったのです。

しかしindeedなどで求人を見るに、SEOやセールスライティングだけではアピールするにも乏しいと思ったので、Web広告(リスティング広告)の勉強くらいしておくか、と思いリスティング広告の勉強としてGoogle広告の運用や、アクセス解析の知識の証明としてGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)の勉強などもしつつ、SEOやWebマーケティングの勉強を一通りおさらいしはじめたのでした。

2020年7月:勉強を継続し、戦略を立てる

この時期はちょこちょこブログを書きつつも、本などでWebマーケティングの勉強をしつつ、転職の戦略を立てていました。

上でも書きましたが、地方熊本では明らかにWebマーケターの求人が少ないので、散弾銃のようにエントリーしていてはダメだと思ったのです。

弾(求人数)が少ないので、スナイパーのように狙い撃ちする必要があると感じました。

この作戦だと一社受けるのに時間がかかるので、落ちた時の精神的負担はことさらですが、まぁ、それはしょうがねえ(笑)と思って転職活動をすることにしました。

2020年8月:1社目に落ちる

2020年8月に1社目を受けて落ちました(笑)

もちろん記念受験とかではなく、第一希望の大マジ受験です。

未経験でもOKの募集でした。

しっかりと勉強して、しっかりと会社研究をして、しっかりと履歴書も練って、転職サイトからではなく、会社の公式HPからエントリーしました。

(公式HPからのエントリーだと、採用後会社が転職サイトに仲介料を支払う必要がないため、採用されやすくなるからです)

エントリー後すぐに電話が来て、面接するから履歴書と職務経歴書を持ってきてとのことでした。

すぐに作って、指定の日に面接に向かいました。

人事部の方と1対1で面接があり、僕はめちゃくちゃスラスラと喋りました。

意欲もやってきたことも評価してもらい、性格的にも社風にあっていると言われました。

でも、その後合否の通知すら来ませんでした(笑)

無駄を省くのが好きそうな意識高そうなイケイケなベンチャー企業さんだったので、落ちた人には連絡すらしないスタイルなのかもしれません。

確かにそういう会社はあるそうですが、予め落ちた場合は連絡をしないって言ってほしかったなぁ。。

まぁ、聞かなかった自分も悪いですけどね。

てか、もしかしたら落ちた人にも通知はするけど、まだ忘れてるってだけかもしれませんけどね(笑)

2020年9月:TechAcademyを受講する

めちゃめちゃ面接で褒めてもらったのに落ちたので、僕はこれらのことを考えました。

・僕より相応しい人がいた(当たり前だけど)

・証明できるスキルが足りなかった

ほいで転職サイトで求人をまたよーくみてみると、Webマーケターの求人でも、

・デザインも出来る人求む

・プログラミングもできたらいいな

みたいなこと書いてある求人がめっちゃあるわけです。

そこで僕は腐るんじゃなくて、まぁ確かにそうだよね、と。

Webマーケターのキャリア形成って、Webディレクターになるってのが王道なわけです。

WebディレクターってのはWeb制作などにおいて、マーケターやプログラマーやデザイナーを取りまとめる人のことです。

だからWebマーケターの求人でも、将来のキャリア形成のためと、プログラマーやデザイナーとのコミュニケーションを円滑にするために、Webマーケターの求人でもプログラミングやデザインも出来る人がいいなぁっていう求人が多いわけですね。

てなわけで、とりあえずプログラミングやデザインもかじっとこうというわけで、TechAcademyのフロントエンドコースで4週間プログラミングを勉強することにしました。

その詳細については別の記事にまとめていますが、ほんとさわり程度ですけどプログラミングもかじっていると言えるようになったので良かったです。

とりあえず9月は1社も受けず、プログラミングの勉強に専念しました。

2020年10月:2社目に落ちる

プログラミングの勉強の期間が終わり、追加でデザインも受講しました。

同時に10月は2社目を受けました。

受けたというか、履歴書と職務経歴書を送って、2週間たっても連絡がなかったのでメールしたところ、遅れてすみませんといった内容の謝罪と、不採用のメールが来ました。

「プログラミングなどITの知識も勉強されていらっしゃる点など非常に魅力を感じました。

しかし、今回はWebの実務経験がより長い他候補者様を優先させていただくことになりました」

とのことでした。

なるほど、そりゃしゃーないなーと思い、次に進むことにしました。

次にindeedから3社目のエントリーをしました。

メールで履歴書と職務経歴書を送ってほしいとのことだったので、その通りにしましたが、2週間たっても返事がありませんでしたので、催促のメールをしましたが、それでも返事がありませんでした。

一週間ほどたって、4社目を受けて書類選考を通って面接の日程が決まった後に、3社目から面接の日程の案内が来ました(笑)

催促のメールをして1週間たってやっと返事が来たばかりか、履歴書と職務経歴書を持ってきてほしいとのことだったので、ダメだこの会社、と見切りをつけて4社目の面接に行きました。

2020年11月:内定

先にもちょこっと書きましたが、4社目で内定しました。

またindeedで見つけて(笑)

求人票を見てみると、近日中に企業説明会をするとのこと。

Web/IT系の地元の会社が数社集まって企業説明会をするのですが、前半セミナー形式で、後半は各社のブースに行ってそれぞれ経営者と直接話すという形でした。

条件も良かったし、業界的に今までの職務経歴と被る部分もあったので、これだ!と思い、さっそく会社説明会の参加の予約をしました。

セミナーが終わって、目当ての会社のブースに早速いきました。

・しようと思っているマーケティングの手法

・入社したらまずどのような仕事をしていくのか

などを聞きつつ、自分がブログ運営をしていることなども話しました。

経営者の方にも人事の方にも、好印象だったのか、面接みたいになってきました。

20分の制限時間が来たので、「実は、、、」と切り出して履歴書と職務経歴書を渡しました。

参加者は15人くらいでしたが、たぶんあの場で履歴書と職務経歴書を持ってきていたのは僕だけだったと思います。

次の日、

「早速ではございますが、弊社としても、HIROさんに入社いただくことを前向きに検討したく、ぜひ、正式な面談のお時間をいただきたいと思っております」

と嬉しいメールが来ました。

後日面接をしてもらいました。

面接の初めに、メールの通り「入社していただくことを前向きに考えているので、一応形式的な面接です」と言われました。

社長・副社長・人事部長・僕の直属の上司になる方の計4名が面接官でした。

面接の結果、内定をいただき、現職より大幅に年収が上がりました。

内定した会社の面接でのQ&A

覚えている限りの自己紹介以外のQ&Aを書いてきます。

Q:弊社で働きたいと思った理由はなんですか?

A:Webマーケティング会社だとすでに分業が行われていて、SEO専門・Web広告専門・SNS専門・動画専門などわかれていると思いますが、御社では今回新しくマーケティング部を立ち上げられるとのことだったので、やれることがたくさんあってやりがいがあるなと思いました。それだけ責任重大ですが、だからこそやりがいを感じました。

Q:働くことになったらまずどんなことをしたいですか?

A:例えば〇〇〇というキーワードでGoogle検索すると、1番上に〇〇市の〇〇のサイト(リスティング広告)が出てくるので、まずはそういった競合よりも検索順位で上をとれるように、SEOや広告の対策を行っていきたいです。あとはマーケティング部を新設されたということなので、セミナーでもなんでもやりたいです。

↑こういうと、「まさにそれはおっしゃる通り、今後弊社がやっていかないといけないことです」といったことを言われ、良い反応でした。

色々調べていることはアピールできたかなと思います。

Q:短期的な目標を教えてください。

A:今本職ではホテルマンをしていて、そのかたわら個人でWebサイトの運営をしているのですが、Webサイトの運営は現時点では本業ではないので、御社でWebマーケティングを本業でやるからにはプロフェッショナルになりたいと思っています。プロフェッショナルとは立てた目標に対して適切なアプローチをして、結果を出すことなので、結果を出せるマーケターになりたいと思っています。

立てた目標に対して~、、くらいのところから、人事部長がめちゃめちゃ頷いているのが視界の端に見えました(笑)

というか僕は聞かれたことに対してあまり間を開けず早口でバアァァっとしゃべるので、それがやる気があると思われたのか、結構なんやかんや頷かれていたような気がします(笑)

Q:長期的な目標は?

A:Webマーケティングには終わりがありませんし正解もありません。先月は3万PVだったから、今月は3万5000PVを目指そうとか。そういうふうに終わりがありません。それに新しい手法もどんどん出てきますし、GoogleのAIのアルゴリズムもどんどん変わってきて、先月では検索上位1位を取っていても、今月は10位になってしまったということなどざらにあります。よってマーケティングには終わりがないので、ずっと勉強していたいと思います。

正直、この回答はかなりふわっとしていたし、キャリア形成のことを聞きたかったんだろうと後から思い、その夜はちょっと落ち込みました。

本当はあの時は、「Webマーケターとしてやっているとこれから組織も大きくなってきて、SEO担当、SNS担当、Web広告担当、など分業化が進むかもしれません。そうなったときにそれらをまとめるWebディレクターの役割になっていたいと思います。一般的なWebマーケターのキャリアプランとしてはWebディレクターになることですし、そうなるためには勉強が必要なので、勉強し続けていたいと思います」

みたいなことを言えばよかったかなと。

まぁ結局、勉強し続けたいってことなんですけどね。

Q:働いていてどういうときに喜びを感じますか?

A:お客様から直接や口コミで高評価いただいたときや、上司から褒められたとき、あとは忙しい日でもミスなく素早く仕事が完了したときはうれしいです。

Q:今までした仕事上の失敗とそこから得た教訓を教えてください。

A:新人の頃ですが、、(業務上の失敗を挙げて)。クレームになりましたが、アフターフォローをしっかりと行った結果、いまでは常連様になっていただきました。もしミスをしてしまっても誠意をもってフォローすればお客様になっていただけることもあるのだと思い誠意を持った対応の大切さを知りました。

Q:いまアフィリエイトをしているってことなんですが、どんなことを書いているんですか?言える範囲で結構です。

A:YMYL分野と言って、健康やお金のことについて書いています。最近はオンラインのサービスが流行っているので、オンラインフィットネスの案件ですとか、職務経歴書にも書かせている通り、オンラインスクールも受講していたので、その広告を貼っていたり、あとは5万円くらいのエアロバイクなどの高単価な運動器具ですとか、他には趣味についても書いていて、筋トレや熱帯魚の記事も書いています(笑)

Q:今やっているアフィリエイトのサイトの方を大きくしようとは思いませんか?

A:アフィリエイトは学習の一環としてやっていますが、あくまで休みの日に個人でやっていることなので、趣味の域をでないかなと。。。(笑) なのでそちらを大きくしようという気はありません。

アフィリエイトで稼いで仕事を辞めるんじゃないかと懸念しての質問だったと思います。

もうちょっと個人アフィリエイトサイトの不安定さとかを説明すればよかったかなと思います。

Googleのアルゴリズムが変わればすぐに稼げなくなるなんてことはザラにあるとか。

まぁ、実際にそうですしね。

僕も2020年の5月6日のコアアップデートで、5万PVから3万PVにおちましたからね。

こんなのまだ可愛い方で、100万稼いでた人が1万くらいに落ちたとかききますしね。

他には、アクセスや収益を追うと下がったときに精神的にキツイですし、お金は使えば減りますが、スキルは学べば学ぶほど、使えば使うほど増えるので、サイト運営はスキルアップのためにやっています。みたいなことを言えばよかったかなと思います。

Q:年収はどれくらいほしいですか?

A:300万円くらいほしいです。

本当はもっと欲しかったですが、とりあえず採用してもらいたかったので低めに言いました。

僕が300万というと、「ああ、なるほどね」みたいな反応だったので、完全に許容範囲であることが見て取れました。

結果的には予定年収350万円になったので嬉しいのですが、求人票を見てそれくらいになることは把握していました。

ちなみに熊本県では30代で350万円というと平均くらいです。

田舎と都会では100万円くらいは差があると思っていいみたいなので、熊本で350万だと東京で450万ってとこですかね。

Q:通勤はどうやってしますか?

A:近いので、健康のために自転車で来ると思います。真夏や真冬や雨の日は原付になると思いますが(笑)

この質問のあたりからもうほぼ内定かなと思っていました。

Q:転職するまでに時間があると思いますが、もちろん日程が合えばですが、月1回から2回、弊社で行っているマーケティングの勉強会にこれそうですか?

A:もちろん是非参加させていただきたいです。

実際に内定した次の日に来月の勉強会の案内が来たので、現職の会社に休みの希望を出しました。

Q:最後になりますが、逆に質問はありますか?

A:採用していただくとなった場合、最初はどのようなことをするのでしょうか。

立ち上げたばかりの部署なので、直属の上司と一緒にそれも一緒に考えながらしていきたいと思う、とのことでした。

【面接の総括】

・もうちょっと上手く話せた個所はあるけど、まぁしゃーない。

切り替えていこう。

まとめ:Webマーケティングだけではなく複合的なスキルを付けよう

プログラミング

てな感じで僕の30代×地方在住×未経験の3重苦のWebマーケター転職活動は終わりました。

情報をまとめます。

【未経験と年齢を解決するために行ったこと】

・アフィリエイトブログ運営

・プログラミングとデザインの学習

※結果的に内定をいただいた会社ではプログラミングとデザインのことは触れられませんでしたが、意欲のアピールにはなったと思うし、自信にもなったので学習して良かったです。

【地方在住を解決するために行ったこと】

・数打ちゃ当たる戦略ではなく、時間をかけた一球入魂スタイル

【就活の実績】

・1社目:面接に行ったけど返事すらない。

・2社目:書類審査落ち。

・3社目:書類審査通過?→辞退。

・4社目:内定

4社目で内定だったので第四希望かと思われるかもしれませんが、内定先は3社目の選考通知を待っている間に出てきた求人なので、第四希望というわけではなく、むしろ4社で比べると第一希望くらいの感じです。

理由は、年収、経験のある業界だったこと、新設するポストなので自由度が高い、あとは、、、家から近いから(笑)

うん、家から近いってのは大事ですね(笑)

結論それかい。

まぁWebマーケターはリモートワークできるので、会社でもリモートワークするときはするみたいなので、いい感じです。

とまぁこんな感じで色々書きましたが、参考になったでしょうか?

もう一度ブログ開設から就活して内定までの流れを書きますと、

2019年1月:ブログをはじめる

2020年5月:本格的にアフィリエイトをはじめる

2020年6月:転職を決意し、リスティング広告を勉強

2020年8月:1社目落ちる

2020年9月:プログラミングとデザイン勉強

2020年10月:2社目落ちる

2020年11月:3社目辞退・4社目内定

こんな感じです。

自分ひとりで全て行うのは不安な場合はこういったサービスもおすすめです。

ポジウィルキャリア:転職活動をサポートしてくれる便利なサービスで無料相談ができます。

SHElikes(シーライクス):WebマーケターやWebライター、Webデザイナーに強い女性のためのスクールです。

DMM MARKETING WEBCAMP:人気のWebマーケティングスクールです。無料カウンセリングできます。

Webマーケティングコース:僕も使っていたオンラインスクールのTechAcademyですがWebマーケティングコースも全体像が学べて良かったです。

僕なんか早く転職したかったのでプログラミングもデザインもめちゃくちゃ付け焼刃な感じで仕上げてからエントリーしちゃったので、もっと時間をかけてもいい人は3か月から6か月くらいのスパンで勉強してからエントリーでも良いかもしれませんね。

今回はこれで以上です。

地方住みでも都会住みでも、これを参考にWebマーケターとして転職に挑戦していただけたら幸いです。

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ヒロ

Webマーケティング会社でマーケターやってます。自社とクライアントのメディアのグロースやってます。このブログは主に力抜いて思うことを書く場としています。たまにマーケティングのノウハウとか書きます。

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