健康

ボディビルダーは風邪をひきやすいのか?

筋トレに興味があるけど、筋トレする人やボディビルダーは風邪を引きやすいってネットか何かで見たことがある。
実際はどうなのか詳しい人の意見が聞きたいな。

 

↑この記事ではこういった方の疑問にお答えします。

 

【筆者のプロフィール】

・15年以上筋トレを続けている筋トレガチ勢

 

【結論】

・基本的に筋トレするとむしろ健康にいい

・しかし減量中や筋トレ後は免疫力が低下しているのでケアをしっかりしてください

 

 

以下の文章で詳しい解説を行います。

 

 

スポンサーリンク

ボディビルダーは風邪をひきやすいのか?

 

みなさんは、ボディビルダーは風邪を引きやすいという話を聞いたことはありますか?

僕はあります。

僕自身が【ボディビルダーは風邪をひきやすい】と思っているわけではありませんが、

そういったイメージを持っている人はいるのではないでしょうか。

 

実際にボディビルダーが風邪を引きやすいというデータを見たことがある方がいるのかもわかりませんし、

そういったデータがあるのかもわかりません。

 

そもそも僕が良く知らないのは、近所にボディビルダーがいないだけで、

ボディビルダーの知り合いがたくさんいる方のなかでは

この話の決着はついているかもしれませんね。

 

そもそも適度な筋トレは体にいいということがわかっているので、

ボディビルダーが風邪を引きやすいというのも僕的には「ほんとうにそうか?」と思うところがあるわけです。

なのでボディビルダーが風邪を引きやすいかどうかの前に、筋トレ健康面でのメリットを書いていきます。

 

スポンサーリンク

適度な筋トレはミトコンドリアが増えるので体にいい

 

なぜ筋トレは体にいいのかというと

シンプルに言うと、筋肉の中のミトコンドリアが増えるからです。

(有酸素運動でもミトコンドリアは増えますが)

 

ではミトコンドリアは何かというと、いわば体内のエンジンです。

ミトコンドリアは、酸素と糖を使ってエネルギー(ATP)を作ります。

その他には体に有害な活性酸素の除去をしたり

自律神経やホルモン、酵素の働きをつかさどっています。

体温を調節したりなど、免疫系の要なのです。

 

平たく言うと、ミトコンドリアはめちゃめちゃすごいやつで、

ミトコンドリアに異常が出ると、色んな病気にかかります。

 

というか体のなかにミトコンドリアがなかったら死にます。

 

それくらい重要すぎる役割を持っているミトコンドリアは、

筋トレしたら増えるんです。

 

なので、筋トレすること自体は体にいいことなんです。

 

そもそも筋トレし始めて虚弱体質が治ったという方もたくさんいらっしゃるでしょう。

じゃあなんでボディビルダーが風邪を引きやすいと言われているのかというと、

端的に言うと、主な理由は、免疫力が落ちるほど追い込みすぎるからです。

 

では、解説していきましょう。

 

※ちなみにボディビルダーだけではなく、その他のアスリートも風邪を引きやすいとは言われています。

 

スポンサーリンク

ボディビルダーが風邪を引きやすいと言われる理由

前振りが長くなりましたが、健康的な体を維持したい者の端くれとして、この問題を考察したいと思います。

先に僕の結論を言いますが、確かにボディビルダーが風邪を引きやすいとすれば、

それは「トレーニングにおいて、免疫力が低下するほどに疲労するから」です。

ではその他の補足とともに解説と対処法を考えていきましょう。

 

急激に疲れて免疫が低下するから

単純な話なんですけど、筋肉量が増えてミトコンドリアが増えても、

筋トレで死ぬほど追い込めば疲れますよね。

体力低下すなわち免疫力が低下するわけです。

体力が回復すればいいのですが、そうなる前に風邪をひいてしまうパターンもあるのです。

普段は元気な人でも、激務だったりと忙しくなると体調を壊してしまうことがあるように、

普段は免疫力の高いアスリートでも、

トレーニングで追い込んで体力が低下すれば風邪のリスクは高まってしまうということです。

 

汗をかいて体温が低下するから

ボディビルだけではなくいかなるスポーツにおいても同じことが言えますが、

汗には体を冷やす効果があるので、

汗をかくとそのあと体温は低下しますよね。

疲れて汗をかいたままにしていると、風邪をひくリスクはあがります。

 

ジムで感染することもあるから

ジムというのはほぼ窓を閉め切っていますので、あまり換気状態は良くないといえます。

それに不特定多数の人が密集する空間で、

誰がどんな菌をもっているかわからないし、

ダンベルやマシンなどの器具を共有しているので、

器具などから風邪のもととなる菌がうつる可能性もあります。

だから結局、いつもいってますが、

ホームジム最高!ということなんですよね。

 

ホームジムについてのおすすめの記事はこちらです。

これだけ買っておけばOK!おすすめのホームトレーニング器具特集

 

減量期に体力が低下するから

これは減量が必要なスポーツならではだとは思いますが、

減量期はいままで取っていた脂質や糖質を減らしていくので、

そりゃー代謝が落ちて免疫が落ちますよねと。

まぁ当たり前のことなんですけどね。

 

スポンサーリンク

筋トレしても風邪をひかないための対策

ではここからは筋トレしても風邪をひかないための対策を書いていきますね。

 

セット間のレスト(休憩)をきちんととる

心肺機能も鍛えたい方や、あまり時間がない方は無理かもしれませんが、

セット間のレストをきちんと取って、疲れすぎないようにするといいでしょう。

 

そもそも最近は、筋肥大のためには3分ほどきちんとレストをとって、

心肺を落ち着かせてからトレーニングするのが良いと言われてきているようなので、

筋肉の発達のためにも、風邪をひかないためにも

セット間の休憩をきちんととるとよいでしょう。

 

トレーニング後はすぐシャワーを浴びる

ジムにシャワーがついているのなら、

トレーニング後はさっさとシャワーを浴びましょう。

 

メリットは2つあり、

・トレーニング後の汗をさっさと流して体温低下を防ぐ

・体に付着した菌・ウイルスを流す

ということです。

 

もしジムにシャワーがついてなくてそれが出来ないのなら、

家の近所のジムに通って、トレーニング後はさっさと帰宅して風呂にはいりましょう。

 

帰宅したら風呂に入ってゆっくり休む

これもなるべく体温を下げないようにするのと、帰宅したらリラックスして体力を回復させるためです。

だから筋トレが終わったらあんまり外出などしないほうがいいですね。

そして早く寝ましょう。

 

減量期には特に体調管理に気を付ける

上に書いた通り、減量期には免疫力が低下するので、

特に気を付けましょう。

 

減量中のボディービルダーやボクサーなどは、よくマスクをつけていることが多いですが、

あれは自分が風邪をひきにくくなっていることを知っているからなんですね。

つまりダイエット中の人とかも同じことなんで、ダイエットしている人も

風邪をひかないようにちゃんと対策しましょうね。

 

スポンサーリンク

まとめ:何事もやり過ぎはリスクあり

 

【筋トレが体に良い理由】

・免疫を司るミトコンドリアが増えるから

 

【ボディビルダーが風邪を引きやすい理由】

・筋トレ後は急激に疲れて免疫低下するから

・汗をかいて体温低下するから

・ジムが感染源となるから

・減量期は体力低下するから

 

【筋トレしても風邪を引かないためのケア】

・セット間の休憩をきちんとする

・トレーニング後すぐシャワー

・帰宅したら入浴してゆっくり休む

・減量期には特に体調管理に気を付ける

 

いかがだったでしょうか?

 

筋肉を鍛えることは体に良いですが、

そうするためには一時的に体力が低下しますし、

ジムに行ったりすると感染するリスクもあります。

 

だからリスク低く健康に筋肉を鍛える為には

僕みたいに疲れすぎるほどには追い込まず

ホームジム(自宅)で筋トレするのが良いです。

 

ただボディビルで上を目指す方にとっては、そんなこと承知の上だと思いますけどね。

今回はただ、ボディビルダーが風邪を引きやすいか、というトピックについて考察したまでなので。

ボディビルダーの体が風邪に対して弱いというわけではなく

いくら鍛えて免疫力が上がっても、疲れすぎると風邪ひくよってことなんです。

 

まぁ誰だって連日死ぬほどトレーニングすれば体調壊すのはそりゃそうでしょう、って感じですね。

 

ただ本当に筋トレは健康に良いし生活をエネルギッシュにしてくれるものなので、

アフターケアをしっかりとして上手く生活に取り入れていただければいいかなと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • この記事を書いた人

ヒロ

Webマーケティング会社でマーケターやってます。自社とクライアントのメディアのグロースやってます。このブログは主に力抜いて思うことを書く場としています。たまにマーケティングのノウハウとか書きます。

-健康