この記事でわかること
- プロフィールを書くメリット
- 効果的なプロフィールの書き方
- ファンを増やすための+αの要素
対象読者
- ブログ初心者
- PVを伸ばしたい人
- ファンを増やしたい人
- Webサイトの収益を伸ばしたい人
- 仕事の依頼が来るようにしたい人

こんにちは。この楽活ブログを運営しているヒロと言います。
企業のWebマーケティング責任者を経て、現在はフリーランスとして活動しています。
本記事ではプロフィールページの書き方でお悩みの方向けに、プロフィールページの書き方について解説しています。この記事を読めばプロフィールページの書き方が具体的にわかるようになりますので、メインの記事執筆に集中していただけるようになります。ブログの信頼性を上げてファン獲得にもつなげる大事な要素なので、しっかりと読んでマスターしてくださいね。
この記事を読むメリット
- プロフィールページの書き方がわかる
- 記事作成に集中できるようになる
- Webサイトの質が向上し、ファンや売り上げ増加に繋がる
では先にこの記事の本題であるプロフィールページの書き方についてまとめておきましょう。
こちらが重要なプロフィールの要素です。
プロフィールページの要素
- 誰が書いているか
- 何を発信しているか
- 誰のために発信しているか
- 読者にどうしてほしいか
先に結論を書きましたが、プロフィールページを充実させることはWebサイトの権威性を上げるために大切です。なぜならGoogleからの評価的にも、SNSでも、近年のWebライティングでは【誰が言っているか】が非常に大切だからです。
プロフィールページはWebサイトの信頼性を上げてファンを増やすためにとても大切なページです。正直、見られる割合は多くはありませんが、それでもプロフィールを充実させることは大切なのです。
ファンが増えて再訪問や拡散をしてくれたり、企業から仕事の依頼が来るようになったりしますので、プロフィールも訴求になると考えてしっかりと書きましょう。

僕もアフィリエイトを始めたきっかけは、報酬が高単価なクローズドASPの担当者様から商品紹介の依頼が来たからでした。
他にも高単価な記事執筆の依頼を受けたりもしました。
このようにプロフィールページを充実させていると思いがけないところから良い反応があったりします。
プロフィールページはメディア運営の根幹に関わることなので、しっかりと構成を考えて書いていきましょう。
以下からはプロフィールページについて具体的に解説していきます。
プロフィールをきちんと書いておくメリット

プロフィールきちんと書いておくメリットは色々ありますが、根本的なメリットはEATの向上と、それにともなう様々な恩恵です。では、詳しく見ていきましょう。
EATの向上
プロフィールをきちんと書いておくメリットは色々あります。中でも根本的なメリットは、読者やGoogleのAIから「このWebサイトの記事なら良さそう!信じられそう!」と思ってもらえるということです。 「このWebサイトの記事なら良さそう!信じられそう!」と思ってもらうための重要な要素を、Google的には【EAT】と言います。企業のWebマーケターでも個人ブロガーでも誰でも、Webライティングをする人であれば絶対に知っておくべきキーワードです。
ではEATとはなんでしょうか?
EATとは?
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness (権威性)
- TrustWorthiness (信頼性)
EATとは、GoogleがWebサイトの記事を評価するための重要な要素の頭文字を取ったものです。SEOに関する重要な評価基準となりますので、覚えておきましょう。
こちらはGoogle検索品質ガイドラインを和訳したものですので、チェックしてみましょう。
3.1 ページの品質評価:最も重要な要素
ページ品質の総合評価を選択する際の最も重要な要素は以下の通りです。
・ページの目的
・専門性、権威性、信頼性の高さ。これは重要な品質特性です。以下の追加要素について調査し、評価の参考にしてください。
・メインコンテンツの質と量。評価は、タスクURLのランディングページに基づいて行われます。
・ウェブサイトの情報/Webサイトの責任者に関する情報:Webサイトの作成者だけでなく、Webサイトに関する情報を見つけてください。
・Web サイトの評判/Webサイトの責任者に関する評判:評判調査に役立つリンクが提供されます。
出典:Google検索品質評価ガイドライン
つまり、【その道の専門家が客観的事実に基づき詳しくわかりやすく書いているものを上位表示させやすくしますよ】ということです。よってどうしてもその職業についている専門家でなければEATを満たすのが難しいYMYL分野(健康やお金)は、避けた方が無難です。

じゃあ、専門家じゃない人が記事を書いてもムダなのかな?
いえ、そういうことではありません。Googleはこのようなことも言っています。
3.2 専門性、権威性、信頼性(E-A-T)
ページやサイトが備える専門性、権威性、そして信頼性(E-A-T)の度合いは、非常に重要な要素です。そのページのメインコンテンツの品質や量、ウェブサイトの情報、ウェブサイトの評判、といった全ての要素は、究極的にはウェブサイトのE-A-Tを測るためのものです。
ウェブサイトが持つ「専門性」というのは、ゴシップサイトやファッションサイト、ユーモアサイトやフォーラム、Q&Aサイトに至るまで、どんなサイトにも存在し得るものです。実際に、あるタイプの情報は、フォーラムやディスカッションサイトでないとほとんど見つかりません。こうしたサイトは、専門家が集まったコミュニティが、特定の話題について、価値に富んだ視点を提供し得るためです。
(中略)
しかし、中にはそれほど高度な専門知識を必要としないテーマもあります。
商品やレストランのレビューを、非常に詳細かつ有益に書いている人はたくさんいます。また、多くの人がフォーラムやブログなどでヒントや人生経験を共有しています。このような一般の人々は、人生経験のあるテーマでは専門家とみなされるかもしれません。
コンテンツを作成している人が、そのトピックの「専門家」となるような種類と量の人生経験を持っていると思われる場合、私たちはこの「日常的な専門知識」を評価し、その分野の「正式な」教育やトレーニングを受けていないことを理由に、その人/ウェブページ/ウェブサイトにペナルティを課すことはありません。
出典:Google検索品質評価ガイドライン
つまり、【高度な専門知識がいらないジャンルもあるし、そういう分野では別にその道の教育を受けてない普通に詳しいレベルの人でも評価しますよ】ということです。
たしかに健康・お金、さらに言えば法律などに関するジャンルは特にEATが重要視されるので上位表示されにくいですが、それ以外のジャンルであれば上位表示は十分可能です。
ただ、それでもやはり専門性の高い地位の人が書いている記事の方が上位表示されやすいので、記事を上位表示させていきたいのであれば、EATを高めていく努力が必要です。
EATの向上にともなう恩恵
EAT(専門性・権威性・信頼性)とはどういうものなのか、先の章でざっくり解説しました。では、Googleの評価を受けやすくなりSEOにとって良いこと以外でEATを高めるとどのような恩恵があるのか解説していきます。
EATを高めるメリットは主に以下のようなものです。
EATの向上にともなう恩恵の一例
- PVの増加
- 仕事の依頼
- ファンの獲得
まずPVの増加は直接売り上げの増加に関わりますし、PVが増加すればSEOにとっても有効です。
他にも、EATが向上すれば、仕事の依頼が来るようになることもあります。EATが増すことによって信頼性が増し、企業から声がかかりやすくなります。
さらにEATの向上で最も大きな恩恵は、ファンの獲得です。ファンを獲得するメリットは以下の通りです。
ファン獲得のメリット
- CVRが向上する
- シェアしてくれる
- リピートしてくれる
- 自分の商品を買ってくれる
- 他の運営メディアも見てくれる
いかがでしょうか。EATを向上させるのはGoogleからの評価以外にも様々な恩恵をもたらしてくれます。もし今はEATに乏しかったとしても、長い目で見るとEATを向上させることは大きなメリットになりえるのです。
それでは次のパートからは具体的なブログのプロフィールページの書き方について解説していきましょう。本記事の一番重要な部分ですので、しっかりと読んでご自身のWebサイト運営に役立ててください。
ブログのプロフィールページの書き方

まず悲報ですが、プロフィールページを作成する際の、根本的な考え方をお伝えします。「まさか!」と思われるかもしれませんが、プロフィールページはあなた自身の自己紹介の場ではありません。
プロフィールページは【Webサイトの紹介ページ】です。よって単にあなた(運営者)のことを書くだけではなく、運営者であるあなたとWebサイトのことについて書く必要があります。簡単に言うと、運営者であるあなた自身のことであっても、Webサイトと関係ないことは書いてもしょうがないということです。このことについても解説していきますので、よく覚えておいてください。
ではここからはブログのプロフィールページの書き方について解説しますが、先に結論です。
結論
ブログのプロフィールページは、【誰が何を何(誰)のために発信しているか】を書きましょう。
これは重要なポイントなのですが、【誰が】と【何を】の間に必然性があることが大切です。言い換えると経歴と発信内容に関連性が強いほど良いのです。
いかにすごい経歴を持っていても、発信内容と関係なければその経歴は宝の持ち腐れとなってしまいます。
例えば以下のようなWebサイトであれば、経歴は宝の持ち腐れとなってしまうでしょう。
- 内科医が教える不動産情報
- 短距離走オリンピック選手が教える婚活アプリの使い方
- 三ツ星レストランのシェフが教える正しい筋力トレーニング
上記の経歴はどれもすごいものなのに、その経歴と関係ないことを発信してもWebサイトの権威性の向上には関係がありません。あなたのその経歴は、そのジャンル内でのみ効力を発揮するものだということを肝に銘じましょう。
反対に、権威性を活かせるWebサイト運営はこのような形です。
- 内科医が教える健康寿命を延ばす食事方法
- 短距離走オリンピック選手が教える速く走るためのトレーニング
- 三ツ星レストランのシェフが教える料理テクニック
これならしっかりと運営者と発信内容に必然性があるので、権威性を発揮します。
ちなみにですが、私(ヒロ)の場合は以下のようになります。
- 接客業からWebマーケターになった人が教える、Web系へのキャリアチェンジとスキルアップ
- アクアリウム歴10年以上のアクアリストが教える、アクアリウムについて
- 筋トレ歴15年以上のトレーニーが教える、怪我せず健康に過ごすための運動や食事
自分の経歴と発信内容に関連性を持たせるために、発信内容は予め決めておきましょう。そのためにWebサイトを作る前のWebサイト設計が大切なのです。
では以下からは、プロフィールページの大事な要素を1つ1つ紹介していきます。
運営者は誰なのか
まずは一番大事な部分ですが、運営者が誰なのか、何をしている人なのかについて書きましょう。
運営者の情報
- 仕事
- 実績や経歴
- 写真やイラスト
これらについては必須事項です。ただ特定されたくなければ特定されない程度で情報を出せばOKです。
一番やっちゃいけないのは嘘を書くことです。嘘はダメです。NGです。
実績がまだない人は特別な実績が欲しくなってしまうこともあると思いますが、特別な実績がないとダメということではありません。現時点の情報をそのまま書けばOKです。あなたのブログやビジネスに関するストーリーを書いてください。【前は〇〇だったけど今は〇〇で、将来的には〇〇を目指している】など。
信頼性や権威性は後からついてきますので、ガンガン記事を書き続けることが大切です。
ちなみに写真やイラストに関しては、実名顔出しであれば信頼性の向上につながる可能性が大きいですが、特定されたり悪用されたりなどのリスクはありますので、偽名&イラストアイコンでもOKです。それでも稼いでいる人はたくさんいますからね。ただ最低限何らかのオリジナルのアイコンはあった方がいいので、ココナラなどでプロにかわいいオリジナルアイコンの作成などを依頼してみると良いですよ。
ちなみにこれは賛否ありますが、趣味とかは別に書かなくても良いです。Webサイトに関係ない自分語りより、Webサイトにに関連する実績やデータの方が大事です。
ただあなたの属性を書いておくと、同じ属性の人から共感されやすくなったりもします。
属性とは?
- 年齢
- 出身地
- 生まれ育った環境
- 家族構成
これらの属性は、記事を書く際の想定読者(ペルソナ)設定の際にも考えるべきポイントです。あなたの属性と似た属性の人に向けて記事を書くと、読者に刺さりやすい記事を書きやすいでしょう。
しかし特定されたくない人は特定されない程度に書きましょう。副業でブログをやっている人は、会社が副業禁止だったりすることもありますからね。
何のサイトなのか
何のサイトなのかを書くことは運営者情報を書くことと合わせて非常に重要な部分です。
- 何について書いているのか
- どんな価値を提供しているのか
- 読んでどんなメリットがあるのか
ここはWebサイトのコンセプトを発信する顔となる部分でもありますので、箇条書きなどにするなどしてわかりやすく伝えましょう。
ちなみに当Webサイト(楽活ブログ)の【何について発信しているのか】の部分はこんな感じです。
楽活ブログの発信ジャンル
- 転職(主に他業種からWebマーケターへのキャリアチェンジ術)
- 仕事&副業術(アフィリエイト)
- スキルアップ(Web系)
こんな感じで、発信ジャンルは2~3個に絞って簡潔に伝えましょう。
他にもなかなか難しいかもしれませんが【他の類似のサイトとの違い】なども書けたら書いておくとGOODです。
【何について書いていて読むとどんなメリットがあるのか】を書くことは、プロフィールページだけに限ったことではなく、様々な記事の中でも本題に入る前の導入として書くことで、読者をひきつける良いリード文となるので、覚えておきましょう。
誰のためのサイトなのか
【誰のためのサイトなのか】を書くことも重要な要素です。プロフィールページでは対象読者は誰なのかを表明しましょう。
これは通常の記事も同じことですが、読者は【この記事は自分には関係ねえな!】と思ったら秒で離脱します(笑)
でもそれはそれでOKです。関係ない人は離脱してもらえば良いのです。その方がユーザビリティ的にも親切ですよ。いろんな人を取り込もうと思って網を広げても、薄くて弱い網になって結局誰も捕まえられないということになるので、強くて骨太で狭い所を狙ったWebサイトを作りましょう。Webサイトは狭く深くが鉄則です。
読者は【自分に関係ある!】と思ったら読み進めてくれますからね。小説でも同じですが【これは自分のことが書いてある!これは自分のための小説だ!】と思ったらめっちゃファンになったりするじゃないですか。ブログも同じです。
対象読者は誰なのか、しっかりと伝えましょう。
このパートではこれだけ覚えてもらえればOKです。
誰にでも読まれようとするサイトは誰にも読まれない。
だからこそ、ターゲットを絞って狭く深く刺さるプロフィールページにするべきなのです。
次に行きましょう。
読者に何をしてほしいのか
運営者情報・サイト紹介・対象読者を伝えたら、プロフィールページに載せる情報としては十分です。しかし、それだけでは普通のWebサイトです。ここからファンやリピーターを作った行こうと思うのであれば【読者に何をしてほしいのか】まで書くべきです。
プロフィールページを読んで終わりではなく、読者に次の行動へ促すのです。よって次にしてほしい行動を書いておきましょう。例えば以下のような要素を載せておくべきです。
読者を次の行動へ促す要素
- 読んで欲しい記事のリンク(おすすめ記事等)
- アフィリエイトリンク
- 自分の商品があれば
- 他の運営メディア(Webサイト・SNS・YouTube等)
- お問合せフォーム(リンクでも可)
これらを載せておいて、読者が何らかのアクションを起こしてくれるように仕掛けましょう。
サイトを象徴するような記事やおすすめの記事を載せておけば、Webサイトの回遊性が上がり、滞在時間も増えてSEO的にも有利に運びます。アフィリエイトリンクや自分の商品を載せて売り上げにつなげるのもOKです。SNSなどの他の運営メディアを紹介しておくことで、ファン化を図る意味でも有効です。お問合せ方法が載っていることで、ウェルカム感が出ますし、仕事の依頼などが来やすくなります。
プロフィールをしっかり書いておいて読者にしてほしい次の行動を書いていないのはもったいないので、必ず書くようにしましょう。
ちなみに理念やビジョンなどあれば書いても良いですが、自分が達成したいことよりも、自分のWebサイトを通して読者にどうなって欲しいか、読者はどうなるのかを書きましょう。これはあなたのサイトを読むメリットに直結する部分です。あなたのやりたいことを書いてもほとんどの読者にとってはどうでもいいことです。よってビジョンは読者のためのビジョンを書きましょう。
例えば【このWebサイト運営を通して月収100万円達成したい!】ではなくて【このWebサイトを読んだあなたがWebのスキルアップをして自分で稼げるようになって欲しい!】とかですね。とにかくfor youの精神で、読者のメリットを打ち出していきましょう。
プロフィールは更新しよう
最後の章になりますのでおさらいです。
ブログのプロフィールページの要素
- 運営者は誰なのか
- 何のサイトなのか
- 誰のためのサイトなのか
- 読者に何をしてほしいか
本記事の内容を実践すると、プロフィールの書き方がわかるようになって記事作成に集中できるようになります。結果的にWebサイトの質が向上し、ファンや売り上げの増加に繋がるので、すぐに実践しましょう。
ちなみにですが、ここまでプロフィールの書き方を指南しておいてなんですが、Webサイト立ち上げ初期にはプロフィールページはそれほど重要ではありません。なぜならそもそも見に来る人が少ないからです。よって初期においては誰が誰に何を発信しているかを軽く書く程度で良いでしょう。プロフィールページは読者が増えてきたら効果が出てくるものですからね。プロフィールにこだわるのもいいですが、それよりも記事作成に集中するべきです。
そしてそうしているうちに実績が出てきて活動内容や肩書なども変わってくるでしょう。
僕の場合は接客業に従事しながらブログを書いてWebマーケターとして転職しました。そんな感じで肩書が変わってくることもあるので、その都度プロフィールを作り込んでいけば良いのです。
幸い名刺のようにお金のかかるものではなく、Webサイトは更新性に優れたものなので、その利点を十分に活かしましょう。
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