さて、留学中の楽しかったことや学外のことについては次回にとっておいて、今回は留学中の個人的なマイナスポイントだったことや後悔したことなどをつらつらと書いていこうと思います。
先に結論から言うと、留学中の個人的なマイナスポイントや後悔は
・めっちゃ太った
・ファッションを気にしなくなる
・夜ひとり歩きは怖い
・休み期間中、寮が閉鎖になると死亡
・休み期間中に家に滞在させてくれた友達にまだ恩返しできてない
です。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
目次
めっちゃ太った
僕は留学中の1年で65kgから85kgまで太りました。
これこそ人ぞれぞれで自己管理次第だと思いますが、留学中って太りやすいと思います。
特にアメリカの大学に行った場合です。
これは僕が行っていた大学だけの話なのかアメリカ人大学生の傾向なのかはわかりませんが、「フレッシュマン(1年生)は必ず太る」という言い伝え(?)があるそうです(笑)
特に女の子が太るらしいんですが、僕もモロにこの言い伝えの犠牲者になりました(笑)
というのも理由は色々あると思うので挙げてみます。
・学食が低額なのに豪華なバイキング
・アメリカの食事がそもそも高カロリー
・僕が行っていた大学がある地区がとにかく寒くて(ウィスコンシン州)室内にこもりがちになる
・大量の課題をこなすストレスで食事量が増える
・同じく時間がなくて運動量が減る
などなど、主観と客観が入り混じっていますが、太る理由はたくさんあります。
ファッションを気にしなくなる
アメリカには日本人みたいなオシャレヘアにしてくれる美容室があんまりなかったんです。
少なくとも僕が住んでいた地域はそんな感じでした。
だからといって散髪しない自分もどうかと思いますが、当時は1年間一度も髪を切りませんでしたね。
髪を切らなかったどころかファッションにも気を使わなくなりました。
元々あんまり気を使わないほうではあったんですけど、それでもアメリカ人にすると僕レベルでもファッションに気を使う方だったみたいです。
アメリカといっても広大なので、都会に行けばおしゃれな人はたくさんいるのかもしれないですが、アメリカの大部分の田舎に住んでいる人はそんなにファッションなんか気にしません。
特に日本人の大学生はオシャレに気を使う人が多い印象ですが、アメリカの大学生は暖かければTシャツにGパン、寒ければパーカーにGパンみたいな人ばっかりです。
というか寒くてもTシャツにGパンの人もたくさんいます(笑)
雨降ってもあんまり傘ささないし、あんまり気にしない性格の人が多いんでしょうね。
夜ひとり歩きは怖い
これは後悔というか怖かったことなんですが、夜にスーパーマーケットへ行ってその帰り道ひとりで歩いていると、ヤン車みたいな改造車が僕の隣に止まりました。
その時点で怖いんですが、車に乗ってるのが全員ゴッツイ系アメリカンだったんですね。「あ、なんらかの被害に遭うー」と思いましたね。
めちゃめちゃビビりながら運転手の方を見ると、男は僕に一言「ライター持ってる?」と言いました。
僕はとっさに「ごめん、もってない」と言いました。
僕がそう告げると、運転手は「わかった」と言って車は去りました。
たったそれだけのことなんですけど、僕がアメリカで体験した一番怖かったことです(笑)
休み期間中、寮が閉鎖になると死亡
留学中ずっと勉強しているわけではなくて、留学中でも休みの期間はあります。
新しい学期が始まるまでの間、寮が閉鎖される日が出てくるのでどこかにとまらなければならないのですが、僕はそれについて全く考えていませんでした。
授業のことばかり考えて、休みの期間中どうするかなんて全くのノープランでした。
冬休みの一週間前、冬休みに入ったらその日の内に僕の寮は閉鎖されることを聞いたので、僕はまだ閉鎖しない別の寮に住む友達に頼んで部屋に住ませてもらうことにしました。
普通にやっちゃいけないことなので、たまに清掃員のおばちゃんに見つかって「あなたここの寮の人だっけ?」と言われたときには心臓バクバクさせながら「そうですよ?」と言って難をしのいでいました(笑)
寮の玄関の鍵はIDカードがないとロック解除できない電子式のものなので、僕の外出はかなり制限されました。
友達にドアの開閉をしてもらわないといけないからです。
なので食べるものは保存食ばかり(笑)
ほぼアメリカのまずいカップラーメンか、寮内に売っているハンバーガーで命をつないでいました(笑)
やることがないし引きこもりだし、アニメばっかり見ていました。
当時は一日中CLANNAD見るとかばっかりしてました(笑)
あとは小説書いたりしてましたね。
寝る時間もバラバラでクソみたいな生活でした(笑)
休み期間中に家に滞在させてくれた友達にまだ恩返しできてない
でもそんなコソコソした生活も限界が来て、寮が閉鎖することになりました。
すると幸運にも、クリスチャンキャンプなどのイベントで仲良くなったアメリカ人のゲレットが「俺んとこ来ないか?」と誘ってくれました。
つまりゲレットの実家にステイしないかと。
僕には最高の選択でした。
もちろん即行で承諾。
しかも最初は3日間くらいであとはホテルを探すよと僕は言っていたのですが、結局ゲレットは「いや、まだまだ」と言い続け、最終的に僕は2週間以上もゲレットの家に滞在していました。
ありがたすぎてマジ罪悪感(笑)
なるべく家の仕事を手伝ったりはしていましたが僕が出来るのはそれくらいで完全にただの居候状態(笑)
なのにパーティーやスキーに連れて行ってくれたりもして、とても感謝しています。
あの2週間アメリカ人の家族と共に過ごすことが出来たのが留学中の一番の体験かもしれません。
良かった経験なのにマイナスポイントの記事のなかでこれを語ったのは、まだ僕が恩返しをできていないということへのマイナスポイントです(笑)
はやく時間とお金のある生活を手に入れ渡米してゲレット家族に恩返ししたいです。
最後に
いかがだったでしょうか。
留学と言っても行く人、行く場所が違えばそれぞれいろんな問題が出てきます。
僕の場合は命に関わる危険なことだったり、物を取られたりすることがなかったので、運が良かった方だと思います。
太ったのも、ファッションを気にしなくなったのも、寮の閉鎖を知らなかったのも、全て自分のせいですしね(笑)
異国の地での失敗がこの程度で良かったと思います。
比較的治安の良い田舎の学生の町だったので安全だったのだと思います。
では次は学外での思い出を語る記事でも書くとして、この記事はここで終わりにしようと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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