アクアリウム

ザリガニ飼育のススメ(ザリガニの生態や飼育方法を解説します)

ザリガニ

(2020年3月24日初稿)

みなさんこんにちは。

僕は趣味としてアクアリウムを10年以上続けています。

一重にアクアリウムと言いましても、

海水か淡水の違いがありますし、さらに淡水の中でも

水草・日淡・小型熱帯魚・大型肉食魚・シュリンプ・両生類・古代魚などなど、、、

ジャンルは様々でございますが、

写真でお分かりの通り、僕が今日紹介するのはザリガニ飼育についてです。

上の写真の子はごくごく一般的なアメリカザリガニの幼体で、

2020年3月24日現在6cmくらいになりましたが、

僕が近所の湖から捕まえてきた当時(2019年11月末)は1cmにも満たない体長でした。

約4か月で10倍近く成長しました。

元々はミナミヌマエビを飼育しようとガサガサしていたのですが、

数匹ザリガニも網に入ってしまったので、この子も飼ってみようと思い持ち帰ったのが始まりです。

以前にもザリガニは飼育したことがあり、この子と同じアメリカザリガニや、

ブルーザリガニともいわれる市販のフロリダハマーというザリガニも飼育していました。

熊本大地震の影響もあり一度ザリガニ飼育をやめていた僕ですが、

縁あってザリガニとの出会いが再びあり、非常に愛着を覚えてきたため、

記事にしようと思った次第です。

この記事では、ザリガニの生態と、僕が実際に行っている飼い方について解説しています。

※ちなみにアメリカザリガニの幼体は写真のような茶色をしており、大人になると水草に含まれるカロチンの影響もあって赤くなります。

 

 

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ザリガニ飼育の仕方

アメリカザリガニは、基本的な飼い方を守ればあまり手のかからないとても飼いやすい生き物です。

しかし飼い方を間違えると寿命を縮めたり悪臭の原因にもなってしまう恐れがあるため、

基本的な飼い方はしっかりと押さえておきたいところです。

 

飼育環境

 

 

 

水槽の大きさ

水質を安定させるために、水槽は大きいならなるべく大きい方がいいです。

現実的に考えられるベストなザリガニ水槽は60cm規格(60cm×36cm×30cm)の水槽でしょう。

いやデカすぎ!と思うかもしれませんが、本当に余裕を持って安定した水質と広さでのびのびと安全に育てようと思ったら

これくらいの大きさの水槽が適切だと思います。

成体になると大きくて15cmくらいになるので、60cm水槽でも小さくありません。

しかしのびのびはできないかもしれませんが、45cm×30cm×30cmくらいの水槽でも飼育には十分なので、

僕は現時点ではそういった大きさの水槽を使用しています。

 

 

 

フタ

脱走がとても得意なので、必ず蓋をしてください。

蓋には隙間があるタイプが多いので、できればフタの隙間に何かを置いたり、ザリガニが通れないように塞いだりしてください。

人間が隙間を塞げたと思っていても、ザリガニたちは隙間を見つけて脱走することがあります。

僕が以前飼っていたフロリダハマーは、僕が入念に隙間を塞いでいたにも関わらず、

脱走し、後日、本棚の裏でミイラ化しているのが見つかりました。

無用な事故(人災)を防ぐために、蓋はしっかりとしましょう。

元々自然界にいたザリガニ様たちをわざわざ拉致・捕獲して我々の道楽のために監禁するのですから、

飼育させていただくという気持ちを忘れず、飼育環境の整備には細心の注意を払ってください。

 

底砂

砂を入れるor入れないについては諸説あるようですが、

水質安定のためには、僕は砂を入れておく派です。

砂を入れておくとバクテリアが発生しやすいからですね。

底砂を何も入れないと食べかすを掃除しやすく、底砂をいれないベアタンクのほうが良いという意見もありますので、

そこは自身の飼育スタイルに合わせていいと思います。

餌を少量にして食べかすが出ないようにすれば底砂を入れるのがいいと個人的に思います。

 

他には底砂を入れるメリットとして一般的に言われるのは、ザリガニの生態についてです。

ザリガニは平衡感覚を保つために触角の根本に砂を入れるから底砂が必要という情報をよく見ます。

しかし、ザリガニは平衡感覚を保つための砂を体内で作り出すことができるようなので、平衡感覚を保つために底砂として砂を入れる必要はないみたいです。

 

でも僕はただレイアウトと水質安定のために砂を入れています。

 

水深

水深は浅くして陸を作った方がいいというのはちょっと昔の情報かもしれません。

そもそもザリガニはずっと泥の中や湖の底で生活することもあるので、水深は深くても問題ありません。

 

むしろ水深は深くていいし、水質を安定させるために水量を多くとれるなるべく大きな水槽を選びましょう。

ザリガニは陸でも呼吸できますが、それはできるというだけで基本的にエラ呼吸です。

水深を浅くすると水量が少なく、水が汚れやすくなってしまいます。

 

水温

アメリカザリガニは15℃から30℃まで普通に活動できると言われ、幅広い水温に対応できるタフな生物ではありますが、

個人的には20℃から25℃くらいが元気かなと思います。

よって夏場にあまり水温が上昇してしまうようなら部屋にクーラーを入れるか水槽用の冷却ファンを使ってください。

 

冬場は15℃以下になると動きが鈍くなって5℃以下になると冬眠します。

0℃になると死んでしまうので、冬眠させない場合はヒーターを入れるといいでしょう。

ヒーターは温度をキープしてくれるサーモスタット内蔵のものが安価であるので、

そういったものを使えば問題ありません。

 

 

フィルター

ブクブクもいいですが、水流を作るために流れを生み出すものがいいです。

水流がある方が水質が安定しやすいからです。

小さい水槽ならメンテナンスもしやすい外掛けフィルターが無難でしょう。

60cm規格くらいの中型水槽なら、上部濾過か外部式フィルターがいいと思います。

ブクブクもいいですが、ビニールパイプをよじ登って脱走しやすくなるため、

あまりお勧めしていません。

 

隠れ家

隠れ家はザリガニが隠れられるものなら何でもいいのですが、

入れないよりは入れたほうがいいです。

というのも隠れ家がないとザリガニが隠れる場所を探して脱走しようとする確率が上がるためですね。

脱走を抑制するためにも、隠れ家はあったほうがいいです。

石を積み上げて隙間に入ってもらうのもいいし、

素焼きの植木鉢などでもいいと思います。

ザリガニが入れるサイズの塩ビパイプなどでもいいでしょう。

とにかく前後に空間があって水の流れを止めないものがいいです。

僕は、写真を見ての通り、素焼きの植木鉢をいれていますが、

その横にある黒いカゴは以前孕んだグッピーように使っていた隔離部屋です。

他に隠れるのに適したものがなかったので応急処置的に使いましたが、

素焼きの植木鉢よりもザリガニが気に入ってしまったので、

今ずっと置いているところです(笑)

 

水草

水草は無くてもいいですが、あるとザリガニが食べるし、

不要な水中の養分を吸って水質を安定させるので、入れるメリットはあります。

水草を食べ散らかしてしまったりするのが嫌な場合は入れなくてもいいんじゃないでしょうか。

僕は以前、アナカリスを入れていましたが、食い散らかすので撤去しました。

 

寿命

寿命は、野生では6.7年ほどですが、飼育下では冬眠させないことがほとんどなので3年ほどです。

 

エサは栄養価の高いものをバランスよくあげましょう。

ザリガニ専用のエサでもいいですが、僕はキョーリンのキャットをあげています。

レンコンもいいみたいなのであげてますが、めちゃめちゃ食いつきがいいです。

たまに茹でたササミなどもあげますが、喜んで食べます。

昔はザリガニ=ニボシを与えるみたいな風潮がありましたが、

食べ散らかして水質を悪化させて臭いが発生しやすいし、栄養価もそんなに高くないので

わざわざザリガニのエサとしてニボシを選択しなくても良いと思います。

 

量としては5分くらいで食べ終わる量をあげて、余ったら取り除いてあげてください。

同じ水槽に複数ザリガニを飼っている場合はエサが足りないと共食いの原因になりますが、

そもそも複数飼いはお勧めしません。

単独飼育を推奨するので、エサを少なめにしても問題はありません。

むしろ餌のあげすぎは肥満の原因ともなってザリガニの体にとってよくありません。

 

水換え

ドブなどにも住んでいるので、劣悪な環境でも生きていけるザリガニですが、

(そもそもドブでもザリガニにとってはいい環境かもしれませんが)

エビなどと同じ甲殻類のため、水質の変化には強くありません。

なので水替えは週に1度か2度が普通といわれているかもしれませんが、

レッドビーシュリンプやミナミヌマエビなどと同じように、

頻繁な水替えは行わず、ほぼ足し水でOKです。

その方がずっとこなれた水質を安定させることができるので、

ザリガニにとって優しい環境を維持できます。

なのでエサは食べきれる量のエサを与えて急な水質悪化抑えてください。

 

脱皮について

脱皮したとしても脱皮後の殻はすぐに捨てずに、数日間残してあげてください。

カルシウムなどの貴重な栄養も殻に残るので、残った殻を食べるからです。

僕は脱皮後の殻を3日くらい放置しておいて、もう食べなくなったと思ったら

撤去しています。

 

混泳

自分以外の食べられる物は全て食べ物なので、混泳は向きません。

隠れる場所がたくさんあれば同じザリガニと混泳できるという意見もあるようですが、

脱皮の際に動けないのと脱皮後は体がフニャフニャに柔らかくなるので、

他のザリガニに襲われた際にはひとたまりもありません。

共食いの事故が起こりやすいのは脱皮の際と脱皮直後なのです。

特に脱皮の際には体力も消耗しているしザリガニにとってストレスなので、

他の生き物がいない環境で飼育してあげて下さい。

 

 

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ルールを守れば飼育しやすい

ここで飼育に関するルールをまとめます。

・水槽の大きさは40cm規格水槽以上のものを用意

・脱走防止のフタ必須

・底砂は入れても入れなくてもOK

・水深は深く

・20℃から25℃くらいが適温

・フィルターは流れを作るものが良い。ブクブクNG

・隠れ家は水流をとめなければ何でもOK

・水草はあってもなくてもOK

・エサは5分くらいで食べきれる少量をバランスよく

・水換えはあんまりせず、足し水だけでもOK

・基本的に混泳はNG

 

日本で大繁殖している通り、アメリカザリガニは環境さえ整っていれば強い生き物です。

ルールさえ守ってもらえれば、初心者の方でもトラブルや臭いの発生を防いで快適に飼育することができます。

今回のザリガニ飼育の記事を読んで、少しでもザリガニに興味を持ってもらえたり、適切な飼育をしていただければ幸いです。

 

 

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HIRO

HIRO-BLOG運営者のヒロです | Webマーケティング社員&ブロガー | 「スキルアップ×副業×転職術」などQOLを上げるためのtweet&ブログを更新中 | 【経歴】ブラック土木設計技師➡夜勤ホテルマン➡Webマーケター | 筋トレや熱帯魚が好き | プロフィール詳細

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