アクアリウム

アクアリウム初心者におすすめの古代魚セネガルスを紹介

セネガルス

(2019年7月18日初稿)
(2020年4月27日改稿)

上の画像はうちのセネガルスです。

3歳くらいです。

 

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ポリプテルスとは

そもそもポリプテルスとは、ハイギョやシーラカンスと近縁にあたり、約4億年前からあまり姿を変えていない古代魚です。

筒形の体型で、種類により30cmから100cmほどまでなります。

ガノイン鱗という象牙質とエナメル質の鱗に覆われ、非常に頑丈です。

エラ付近の胸ビレが発達しており、手のようにヒレをパタパタと動かして泳ぐ姿は非常に愛嬌があります。

普通は夜行性のため昼間は物陰にじっとしている習性のようですが、うちで飼っている子たちは昼間でもバンバン動いています。

 

ポリプテルスには大きく分けて2種類あります。

ビッチャータイプ・・・下あごが出ているタイプで、50cm以上になる大きめの種類が多いです。よく飼育されているビッチャータイプのポリプテルスはエンドリケリーで、歌手の堂本剛さんはエンドリケリーが好きすぎて自身のソロ活動の際にエンドリケリー・エンドリケリーという名前を使ったくらいでした。

パルマスタイプ・・・上あごが出ているタイプで、ビッチャータイプよりも小さめの種類が多く、セネガルスもこちらのパルマスタイプに含まれます。

セネガルスに関してはその名の通りセネガルなどの熱帯アフリカに生息しています。

自然界で獲れたワイルド個体は数千円から数万円することもありますが、アクアリウムショップやホームセンターやネットで売られているブリード個体は

だいたい5cm-10cmくらいの幼魚で500円から2000円くらいと手頃な値段で売られています。

金額的には安いですが、寿命は10年前後と長い為、非常に愛着の沸く魚として人気です。

 

 

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大型水槽じゃなくても飼育できる

セネガルスはパルマスタイプのポリプテルスのなかでも小型の種類で、自然界でも50cm、飼育下では20cm-30cmくらいにしか成長しません。

うちのセネガルスも23cmくらいにしかなっていません。

そのため肉食の古代魚の中では珍しく、60cm×30cm×36cmくらいの規格水槽でも2-3匹程度までなら飼育可能です。

可能なだけで余裕があるわけではないですけどね。

3匹がギリギリでしょうね。

一番良いのは餌の取り合いもなくかじっちゃうこともない1匹ですけど。

盆栽飼育という言葉がある通り、アロワナなどの大型魚を120cm×45×45cmくらいの一般的には大型ではあるがアロワナにとっては小さい水槽で終生飼育する方がいて、

僕はそれを飼育ではなく生簀みたいに生かしているだけで不健康であると思っているので反対なのですが、

セネガルスを60cmの規格水槽で飼う事は盆栽飼育にならないと考えています。

大型水槽を用意しなくても終生飼育できることから、初心者向けの古代魚と言えます。

セネガルスを飼育できる水槽セットはこちらです↓

 

 

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ヒレを動かす姿が可愛い

先にも書いた通り、ポリプテルスの胸びれは普通の魚と違い、筋肉が発達しているのでまるで手のようにパタパタと動かして泳ぎます。

その姿がとても可愛らしいんです。

ヒレをパタパタ動かしてクネクネ動く姿は非常に愛嬌があって、無機質な魚類というよりも、小さな哺乳類の動物を見ているような気にさせます。

目が非常に悪くほどんど見えていないため、餌を探すために匂いをかぎ分けながら首をうごかして一生懸命に泳ぎます。

そういった姿も庇護欲をそそるといいますか、そこもある意味、魅力なのであります。

 

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ポリプテルスならではの頑丈さ

先にも書きましたが、ガノイン鱗という頑丈な鱗に覆われており、白点病などの皮膚病になりにくいです。

アクアリウム歴は10年以上あり、様々な魚の病気と治療を経験しましたが、ポリプテルスに関しては飼育中1度も病気になったことがありません。

ただし、一度白点病などの病気にかかっても薬に弱いので他の魚のように薬浴するのはあまりおすすめできないので、細心の注意を払って薬浴するか頻繁に水替えをするしかありません。

あと、自然界で生きていたいわゆるワイルド個体はほぼマクロギロダクティルス・ポリプティという寄生虫に感染し、ブリード個体のいる水槽に入れると寄生虫を移してしまい、体をこすりつけて傷をつけてしまうので、ワイルド個体を迎え入れる際には注意が必要です。

しかしブリード個体のみを飼育し、週に1-2回のペースで水槽の30%程度の水替えを行うなら、病気にかかる確率は非常に低いのでまず問題ないでしょう。

 

 

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セネガルスの飼育方法

いくらか注意点などもあげながらね、セネガルスの飼育方法についてみていきましょう。

 

水温

適温は25度から27度です。

一応15度から30度くらいまでは耐えられる強い魚ですが、耐えられるというだけで健康的な飼育とは言えないので、きちんと適温になるようにしましょう。

水温が25度以下になる秋や冬などのシーズンでは必ずヒーターを入れて、夏は外しましょう。

夏にあまりにも水温が高くなる場合は、室内にクーラーを入れておくか水槽用のファンを使うと良いでしょう。

ただフタをあけてファンを使うと脱走してミイラ状態のお星さまになってしまう可能性があるので、ファンを使う時は100均などに売っているプラスチックの網をフタにして

セネガルスが脱走しないようにしてからファンを使いましょう。

 

 

底砂

大型肉食魚用の底砂としてガーネットサンドなどが有名ですが、底を泳ぐポリプテルスは体を傷つけてしまう可能性があり、あまりおすすめできません。

さらにポリプテルスは目が悪いので、あまりないですが万が一ガーネットサンドを飲み込んでしまうという事故が起きないとも言えません。

(ポリプテルスの人工飼料とガーネットサンドのつぶの大きさが似てる)

よって、底砂は田砂などの粒の細かいものを入れるか、何も入れない(ベアタンク)のが良いでしょう。

レイアウトに関しては、ポリプテルスが隠れやすいように石や流木、アヌビアスナナやミクロソリウムなどの強めの水草を入れるというのも王道ではありますが、

メンテナンスのしやすさやフンの除去が簡単なことなどを鑑みて、最終的に僕はベアタンク一択になりました。

(あと砂いれてるとポンプのモーターの寿命を縮めてしまいかねないので)

 

エサ

アクアリウムショップやホームセンターでセネガルスを買う時は、ほぼ5cm-10cm程度の幼魚を買う事になります。

よってはじめは冷凍赤虫やミニキャットなどの幼魚でも簡単に食べられる小さな餌をあげましょう。

 

 

買う前に店員さんに店では何の餌を与えているか聞くと確実です。

しかし冷凍赤虫だけでは栄養不足なので、徐々にミニキャットなどの固形の人工飼料にも慣れさせていきましょう。

ポリプテルスは餌付けが簡単な魚なので、すぐに人工飼料にも慣れてくれるでしょう。

自然界では昆虫・エビやカニやザリガニなどの甲殻類・小魚・カエルなど、口に入るものならほぼなんでも食べます。

よって飼育下でも、それらを好みますが、生餌は月に1-2回でOKで、ほとんどキャットなどの人工飼料で十分です。

生餌をあげるとテンション高めになりますが、人工飼料でもいいです。

僕はいまではほとんど人工飼料とたまに茹でたササミ(生だと消化不良を起こしてしまいかねないので)をあげています。

ちなみに1匹につき、1日にキャット3粒程度で十分です。

蛇とかと一緒で、1か月くらいなにも食べなくても生きていられるので、あんまり神経質に餌をたくさんあげなくてもOKです。

餌のあげ過ぎは水質悪化を招いて病気の確率を高めてしまうし、消化不良を起こすのでむしろ餌は少ないくらいでいいです。

 

 

 

上部ろ過か外部ろ過

ポリプテルスは「食べ散らかし系」の食べ方なので、ろ過は強いものを選ばないといけません。

餌を丸のみしてくれたらいいのですが、一度口に入れてモグモグして食べるので、モグモグしているうちに餌の欠片が口から出てしまうのです(笑)

それも可愛い所なのですが(笑)

なのでろ過は上部ろ過か外部ろ過を選んでください。

最近は水槽とろ過フィルターとライトなどがセットになっているものが売っているので、付属されているものを使えば問題ないでしょう。

エアポンプとファンの回転の力でフンを取るフィッシュレットというアクアリウムグッズがあるのですが、ベアタンク✛フィッシュレットを使えば、

食べ散らかした餌の欠片やフンを、ファンの回転の力で自動的に集めてくれます。

フィッシュレットのなかに小さいザリガニを入れておけば、フィッシュレットにたまった食べかすやフンを食べてくれるので、

フィッシュレットの掃除が少なくて済みます。

 

混泳

大人しい魚なので口の中に入らない大きさの魚であれば肉食魚のなかでは比較的混泳に向いていますが、それは大型水槽の話で、60cm水槽の場合は混泳に向いていません。

というか60cm水槽に入れるような魚はセネガルス以外では小型魚ばかりなので、セネガルスに食べられてしまいますし、セネガルス以外の大型中型肉食魚の場合は

そもそも60cm水槽に入らないです。

混泳させるならセネガルスを2-3匹入れるか、デルヘッジィなどのパルマス系の別のポリプテルスを入れてギリギリでしょう。

こいつがそのポリプテルス・デルヘッジィです。

このアホ面がかわいいんじゃあ。

90cm水槽以上なら中層を泳ぐダトニオやオスカーなど選択肢は広がりますけどね。

錦鯉やフナなども攻撃性がほぼゼロなので1匹くらいなら90cm水槽以上の水槽で混泳できますが、錦鯉やフナなどのほうが泳ぎが上手く大食漢なので、

逆にセネガルスなどの泳ぎが下手なポリプテルスがエサ取り合戦に負けてしまい、結局混泳に向いているかと言ったら微妙です。

混泳できないことはないけどあんまりお勧めしないという感じですね。

ただ過去の僕は150cm×60cm×60cmの水槽でいろんな魚を混泳させていました。

セネガルス・シルバーアロワナ・ブラックアロワナ・デルヘッジイ・エンドリケリー・オスカー・錦鯉などです。

その時は一度泳ぎの上手い魚に浮く餌をあげておいて満足させてから、ポリプテルスなどのエサ取りが下手な魚に沈む餌をあげていました。

それならエサ取りが下手なポリプテルスでも、ひもじい思いをすることなくご飯にありつけます。

 

必要初期投資額

あくまで例ですが、、、

セネガルス 約1000円

60cm水槽セット(水槽・フィルター・フタ・LEDライトなど) 約10000円

ヒーター 約2000円

餌(ミニキャット) 630円

餌(赤虫) 約500円

 

もし何もレイアウトしないベアタンクなら1.5万円くらいでしょう。

田砂を敷き詰められるほど入れたって1000円プラスされるくらいです。

あとはポンプが壊れるまえに(だいたい1-2年でポンプは寿命)同じ型番のポンプを買っておけばいいです。

ベアタンクでフンの掃除をしてくれるフィッシュレットを導入してもエアポンプとフィッシュレットで約4000円くらいです。

レイアウトに凝りだすと石や流木や水草を入れたりしてお金はかかりますが、それもいい経験です。

先に言っておきますが、アクアリウムの恐ろしい所は水槽がどんどん増えることですが、それもまたいい経験です(笑)

ただ初期投資さえ1.5万円くらいかけてしまえば、あとは餌と電気代くらいなので、ランニングコストは

他の動物に比べれば破格の安さです。

 

 

ポリプテルス・セネガルスを迎え入れよう

情報をまとめます。

・体長は30cm以上にならないので60cm規格水槽でも2-3匹までならギリいけんこともない。

・適温は25度から27度。秋から冬はヒーター必須。夏に30度超えるならクーラーかファン必須。

・底砂は田砂などの粒子が細かいものか何も入れないベアタンクがおすすめ。

・幼魚のエサは冷凍赤虫かミニキャット、成魚ならキャットでOK。エビや小魚などの生餌を月1くらいであげると喜ぶ。

・ろ過は上部ろ過か外部ろ過が良い。

・大人しいので混泳向きだが、60cm水槽だと混泳できる魚はほとんどいないので、混泳したいなら90cm以上の水槽を選びましょう。

 

総評:とにかく可愛い

 

いかがだったでしょうか。

セネガルスはその体長・頑丈さ・餌付けのしやすさ・愛くるしさなどから非常に初心者向きの魚であると言えます。

僕自身はアクアリウム歴10年以上ですが、過去に記事にしたヒレナガゴイと同じくらい未だに好きな魚です。

初心者でも飼いやすく、経験者でも長く魅了してしまう飼えば飼うほど魅力的な魚です。

古代魚の入り口としても非常に向いているこのセネガルスという魚を飼育してみてください。

きっとその愛くるしさに魅了され癒されますよ。

 

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HIRO-BLOG運営者のヒロです | Webマーケティング社員&ブロガー | 「スキルアップ×副業×転職術」などQOLを上げるためのtweet&ブログを更新中 | 【経歴】ブラック土木設計技師➡夜勤ホテルマン➡Webマーケター | 筋トレや熱帯魚が好き | プロフィール詳細

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